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とうほく

昨年の話になりますが、
12月にはじめてReplan東北の取材に同行しました。

東北は青森に数回行ったことがある以外、学生時代に青春18切符の旅で
乗換え電車を待った思い出以来…。15年以上前のことです。。。

そんな感じで恐る恐る東北に降り立ったわけですが、
取材先の施主さん、クライアントさんはみなさんあたたかく、
北海道とは変わりなく迎えてくれました。

しかしやはり……何かが違う??

リノベ特集ということもありましたが、
築150年以上の古民家はなかなか北海道では見ることができないし、
瓦屋根の住宅地にある建築家の家は際立っており
こちらも北海道とは全く違う景観。
そして、県を跨いで車で移動しているというのが
根っからの道産子としては不思議な感覚。
市町村を移動する感覚で、岩手、宮城、福島、また宮城、、と移動しながら
二泊三日が終わりました。

びっしりと取材でバタバタした道中でしたが、とても貴重な時間でした。
そんなReplan59は絶賛発売中です。(しっかり宣伝!)

また、いろんな土地の人たちに会いに行きたいと思っている制作Aでした。

初詣

明けましておめでとうございます。
年末年始は地元・仙台に帰省しておりました制作部のYです。

今年のお正月は、大崎八幡宮に初詣へ。

私は数年に1度とあまり初詣に行くほうではないのですが、
大崎八幡宮は国宝にも指定されており、建築的にも見応えのある神社であるため、
この機会によく見ておこうという思いで行ってきました。
(昨年最後の最後に喉を痛めたため、無病息災祈願の目的も加えて)

大崎八幡宮は、1607年に伊達政宗によって創建されたもので、
安土桃山時代の文化を伝える日本最古の建造物と言われております。
本殿・石の間・拝殿が一体となっている権現造で、
千鳥破風や軒唐破風など細部に見られる職人技、
絵や彫刻などが美しく造形されており、
とても魅了され有意義な初詣になりました。

【国宝 大崎八幡宮 HP】
http://www.oosaki-hachiman.or.jp

ちなみに、おみくじの結果は
仕事・健康・恋愛・学業とどれも概ね良好。
おだてられても調子に乗るなとのことですので、
今年も平静を保って誠実人間でいこうと思います。

インフルエンザが流行っている時期でもありますので、
皆さんも身体に気をつけて、お過ごしくださいね。
制作部Yでした。

Live! Live! Live!

今年は雪が早くから降ってソワソワぎみの編集部Mです。

出だしの一文とはまったく無関係ですが、
今年の夏ごろから、札幌に来るミュージシャンのライブに
月1回を目標に行くようにしています。

8月の山下達郎(ニトリ文化ホール)にはじまり、
※9月は行きたいライブがなかったので近場のジャズバーなどで茶を濁す
10月のCORNELIUS(札幌PENNY LANE 24)、
11月のRHYMESTER(同上)、
12月はKICK THE CAN CREW(Zepp Sapporo)

あまり大箱(スタジアムなどの大きな会場)に出るような
ミュージシャンが好きではないので、自然と小箱になりがちですが、
いざ行く気になって探してみると、札幌には結構な数の、
しかも有名なミュージシャンが来ているということを今更ながら知りました。

社内ではもっとたくさんのライブに行っている強者もいて、
曰く、札幌(北海道)は何かにつけてミュージシャンが来たがる要素が多いとのこと。
それはビールであったり、旬の海産物であったり、雪景色だったりするようですが、
実際に全国ツアーでなぜか札幌だけが2デイズとなっているミュージシャンもいるので、
その説の信憑性は意外に高いのでは? と勝手に思っています。

普段から音楽を生で聴くのは好きですが、
チケットを買ってわざわざライブに行くのは10数年ぶり。
これでまた、札幌が好きになる口実ができたと
ひとり、ほくそ笑んでいる日々です。

※写真は、東北出張中に立ち寄った居酒屋で突然はじまった津軽三味線ライブ

折り鶴タワーとサラリーマン

今年もあと、わずかとなりました。
という訳で、あっというの間の一年を振りかえってみて、、、、。

今年、一番に心に残っているのは
四国旅行の途中、広島でみた
三分一博志さんの折り鶴タワーです。

去年できたのですが、今頃行ってきました(笑)。

一番上の空間は、
その土地、風、空気、太陽
移ろいゆくそのときを感じられた時間に、ただ、ただ、
無心になれた空間でした。

そして、
最も印象的だったのは、タワー上の壁面から、
希望来場者が折った折り鶴を放つ仕掛け。

設計をした三分一博志さんは、
その土地の歴史や風土、人と自然の営みを紐解き、
地形や方位によってその姿を変える「動く素材」― 風、水、太陽などを
丹念に観察し、分析して折り鶴タワーを作り上げたそうです。

その場所に根ざし、その場所の風、空気、太陽と共に暮らす

色々な意味で、考えさせてくれた折り鶴タワー。

そう言えば、
一人で来ていたスーツ姿の男性サラリーマンも、
一番上の空間で、一緒の風を感じておりました。

彼もまた、ただ、ただ、無心に、
自然になれた時間だったと思います(笑)。

営業部Oでした。

おりづるタワー

http://www.orizurutower.jp/

夏の思ひ出Ⅱ

例年より寒くなるのが早く感じる仙台から、営業部のOです。
12月に入り、いよいよ寒さも厳しくなってきました。
人って(私だけかも)無いものを求めてしまいがちですよね。
暑かった夏は寒い冬が恋しくなり、
寒い冬には暑い夏が恋しくなるって経験はございませんか?
ってことで、「夏の思ひ出」につてちょっと書きます。

8月下旬に、宮城県に所在する「航空自衛隊松島基地」のお祭りに行ってきました。
この基地には、日本が誇るアクロバット飛行集団「ブルーインパルス」が所属しています。
震災後初となった、今回のお祭りでもその姿は圧巻でした。
仙台から列車に揺られて向かいましたが、普段は混雑しないローカル線もすしづめの満員!
全国からファンが押し寄せているとか。
最寄り駅を降りてから会場までも行列(徒歩約15分)汗だくへろへろ。
でも、行って良かった。
現場でしか味わえない迫力のあるジェットエンジン音、空気を切る音、
現場でしか味わえない感動が得られました。


来年は、みなさんも是非!

いとしの砂箱

こんにちは。編集部のAOです。

札幌ではこの週末に雪がどっさり降り、窓の外が突然の冬景色となりました。SNSで雪の降らない地域の人に向けて「雪かきしなくちゃ〜」などと雪国ツラいアピールをしてみたりして、長い季節の到来を受けとめたり受けとめなかったり。

性能が高く暖かい住宅の中から眺める雪は、なんとも美しいものですが、ひとたび外に出ると、積もった雪や少し溶けて凍った雪は強敵として目の前に現れます。車にはスタッドレスタイヤ、人には冬靴という味方がいますが、それらを身に着けても、歩き方を工夫しても、どうやっても滑る路面はもはや凶器。

そんな状況では、街角に立つ「箱」が突然光を放つ存在となります。道路に設置されている「常設」の箱と、冬だけ現れる「仮設」の箱がありますが、どちらも滑り止めの砂を入れるものです。交差点や坂に多く設置されていて、雪が降りはじめるころを見計らって砂の入った袋が補充されます。

道を歩く人は自分で箱から砂袋を出して、滑りそうなところに撒いて歩くことができるという、このデジタル時代になんともアナログでシンプルなシステム。箱の種類も地域によってさまざまあり、心強くもかわいらしい存在なので、北海道にお住まいの方も、ぜひ改めて注目してみてほしいと思います。

慣れるということ

こんにちは。編集部のJです。

この間、久しぶりに韓国へ里帰りしてきました。
去年は周りの行事やら何やらで、2週連続で行ったこともあったくらい、
結構頻繁だったので今年は控えめで。

日本に移住してきて2年ちょっと経つのですが、久しぶりに帰ったら、
逆に自分が日本の生活に慣れてきたもんだなと実感したりもします。

物理的な差は言うまでもないですが(運転席・車線が逆とか)、
微妙に違う言葉や行動のニュアンス、日本で言う本音と建前の感覚の差など、
まあ、ほとんどはとても小さいことですが、意外と見えてくるのです。

どっちが正しくて、どっちが間違っているという話ではないんですけど、
向こうにいたときは全く意識しなかったことに、
「こういうところが日本っぽくなったよね」「これは絶対変わらないよね」とか、
より思うようになりました。

海外からの移住者という立場でないと、多分深く感じられなかったことかも知れません。
このような感覚を忘れず大事にしていかなきゃと、改めて思いました。

念願の絶景

古株の津田ますみでございます。
以前から見たかったトマムの雲海と、函館香雪園(こうせつえん)の紅葉、
今年ついに見ました!

まずは、10年近く前から見たかったトマムの雲海。
宿泊しなくてもゴンドラに乗れると聞いて夏にさっそく行ってみました。
朝4時半、トマムに到着したのになんと長蛇の列!
6時過ぎにやっと待望の雲海テラスへ到着。
なんとラッキー!見渡す限り雲海!
軽食のあるテラス席や絵はがきショップとポスト、
宙に浮いてる感じの橋や、山頂への登山道などがあって、
飽きずに雲海が消えてしまうまで時間を過ごしました。
あと1、2時間早かったらもっと足下から雲海が広がっていたはず。
また見たいと思ってます。
ちなみに、雲海見学は夏場のみで、ゴンドラ一人往復1900円。
公式HPでは、ゴンドラの運転は5時からでしたが、実際は4時から運転していました。

「京都の人が嵐山より見事な紅葉」と感動したという香雪園の紅葉、
3年ごしで今年やっと見られました。
我が家得意の深夜2時出発、谷地頭温泉で朝風呂、日帰りという弾丸ツアー。
明日は嵐が来るから今日が最後の見頃、というラッキーな日に当たりました。
すばらしい紅葉でした。何より赤いモミジが多くて地面が赤い絨毯状態!
北大のポプラ並木の黄色も好きですが、道内だと、これだけ赤が中心の紅葉は
見たことがありません。
おすすめですので、みなさんもホームページで見頃をチェックして
ぜひ紅葉を楽しんでみてください。ちなみに桜もきれいです。
歴史的価値のある建造物もあり、3年前偶然行った際にはガイドもしてもらって、
このお庭につながる岩船ヤスさんのドラマチックな話も聞けて最高でした。

写真はこちら

ナポリピザ

こんにちは、Web事業部のKです。

週末になると料理をしたくなるくらいの料理好きのKですが、
再現したいしたい食べ物が何点がありまして、
その中のひとつが「ナポリピザ」です。

ピザは元々好きなのですが、以前ニセコにある
「デルソーレ (Del Sole)(※1)」というお店の
ナポリピザを食べて感動しまして、
自分でも作りたいなぁと日々思っておりました。

もちろん、専用のピザ窯を用意する必要もありそうですが、
まずは、自宅にある火力でナポリピザを再現したく、
何度か挑戦してみたのですが、生地がどうも固くなってしまい、
やはりピザ窯がないと無理なのかと諦めていたのですが、
このネット社会同じことを考えている人はいるはずだと思い検索。

すると下記のクックパッドレシピ
(自宅の火力でナポリピザをつくるレシピ)を発見!

——
誰も教えてくれない ナポリ ピザ生地
https://cookpad.com/recipe/3162469
——

この内容を元に仕上げてみたら今まで作ったものより確実に
ナポリピザの生地に近いものが仕上がりました。

耳まで食べて美味しいというのは自分作成のもので
初めてだったので感動しました。

次は、ナンに挑戦します…!

※1
デルソーレ (Del Sole)
http://pizza-delsole.com/

建築家×工務店によるコラボ in 南幌に、注目です!

昨日、北海道が主催する「北の住まい・暮らしフェア in 南幌」が開催され、
Replanスタッフも取材に行って来ました。

これは、これまでReplan本誌でもご紹介してきた、
2018年春、〈緑・農・住のまち南幌町〉にオープンする
「みどり野きた住まいるヴィレッジ」について、知っていただこうというもの。
北海道がオススメする住宅事業者「きた住まいるメンバー」であり、
Replan誌面でもお馴染みの建築家と地域工務店がコラボする6チームそれぞれから、
新しいまちづくりのコンセプトや、自然と共に心豊かに暮らすご提案について、
熱く語られました。(会場が爆笑するような話も交えながら!!)

札幌が通勤圏内であり、安全安心な美味しい農作物が豊富で、
助成を含む様々なサポートも充実した、子育て世代に優しいまち、南幌町。
地域特性を読み解き、この地にマッチした性能と四季折々を楽しむ工夫がなされた
6軒の設計プランの紹介に、来場された皆さんも、時には大きく頷きながら、
耳を傾けていました。
その後の茶話会では、模型や図面を見ながら自由に質問・相談する様子も。

2018年の展示公開終了後には6軒とも一般に販売されますが、
設計段階の今ならカスタマイズすることも可能だそう!
今後の進捗も、Replan誌面でご紹介を続けますが、
興味のある方は、一度コチラをご覧になってみてはいかがでしょう。

ちなみに、お問い合わせ先は、こちら↓
北海道建設部 住宅局 建築指導課
011-204-5577(平日9:30〜17:30)

魅力溢れる南幌町で、新しい住宅展示場のオープンを楽しみにしている、
営業部Nでした。
どのチームのプランも、本当に魅力タップリです!!