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【日本のうた 古事記・万葉から文部省唱歌まで】

 みなさんはメロディだけ覚えていて「あれ、この歌の名前、なんだったっけ?」という体験はないでしょうか? わたしは加齢とともに幼少期、小学生の頃に覚えた旋律に完全に打ちのめされている(笑)。  そういう心理につけ込む商魂も […]

【コノハナノサクヤ(木花之佐久夜)という古代の「人名」】

だんだんと日本語の起源ということに強く興味が「差し込んで」行く。本居宣長さんの古事記研究への情熱と子孫の,それを守っていく覚悟のようなものについて昨日触れた。  コトバということを考えて見るようになったのは、わたし的には […]

【中世ニッポン、奥州藤原氏の「仏国土」思想】

 きのうの「仏像」ブログからの流れで、先日まで東京国立博物館で展示されていた中尊寺について。  日本社会の一般常識では「北海道東北」というカタチで一体表現される北部ニッポン地域だけれど、北海道は明治以降の日本の国防意識が […]

【健診バリウム検査での「疑い」から胃カメラ診察へ】

 年に一度は定期的に健康診断を継続してきています。毎年1月にやってきていたのですが、ことしも会社は変わったけれど、同様に1月に健診を行った。胃については20代後半に潰瘍を患って入院での投薬治療で軽快した経験があるので、ほ […]

【雪割り、雪融けの北国・札幌の春】

 札幌で戸建て住宅に住んでいると、冬の間はずっと除雪作業が欠かせない日課になる。年間積雪量が6m近くにもなる巨大都市という世界有数の特異な都市なので受忍し、どうせそうなら少しでも相互扶助精神で快適な冬を過ごせるようにして […]

【高級武家・連歌の会 in 伊予松山「湯築城」-4】

 日本史を見渡していて、言語文化コミュニケーションという領域での進化・変容が果たしてきた役割というものは必ずしも明確になっていないというか、あんまり興味は持たれていないと思う。  有名な明智光秀が本能寺直前に開催した連歌 […]

【高校同期友人の突然の訃報、わかれ】

 人間70の坂を越えてくれば、お互いにいつなんどき消息が途絶えることは、この暗夜行路での自明のこととして受け入れていくしかない。  しかしつい先日、正月の会で元気そうにしていた友人が、新聞の訃報欄からのしらせで、突然姿を […]

【日本人ネイティブな踊り・体動感覚】

 洛中洛外図・岩佐又兵衛作品からの詳細画像から。  現代日本人の大人は街頭で踊ったりすることは稀でしょう。阿波踊りなどのイベントなどでは集団群舞が見られるけれど、ああしたものも一種の「様式化」ルールに基づいてコントロール […]

【江戸初期京都の街角・男女「ナンパ」模様】

 この図は、岩佐又兵衛作「洛中洛外図・舟木本」のひとこま。  高精細な画像解析で、そのディテールがクッキリと浮かび上がってきてたいへんオモシロい。洛中洛外図というのは一種の「映画」のような総合芸術であって、多くの人が興味 […]

【風神雷神〜アジア世界の宗教と神格】

 きのう、出張からようやく帰還。この時期の移動では服装がまったく予測できませんね。札幌から関東へ行ったわけですが、札幌では自然にダウンジャケット。一方の関東ではサクラも開花という情報があって「え、どうしよう」ですね。わた […]