南幌町の伸びやかな平野を感じることができる庭につながる土間のテラスと大きな吹き抜けが広がる住まいの提案です。
家族構成はご夫婦と一人のお子さんを想定。リビング・ダイニングと2階のホールが吹き抜けによって一体的につながるような設計としています。テラスの屋根下は、日射を遮る簾を設けたり、雪が入り込まないように雪留めを設けたりと、建物だけに頼らずに季節ごとの住まい方を工夫できるような自由なスペースをイメージしました。
アプローチを兼ねたカーポートとテラスを結ぶ平屋に、スノーストッパールーフの三角屋根が繋がる2階建ての住まいを計画しました。
太陽光パネルは壁に8枚と屋根に9枚で、合計のパネル容量は6.8kWを想定。さらに蓄電池を設置し、自家消費比率を増やすことによる電気代の削減や非常時の備えとしている。
充填断熱に高性能グラスウール105㎜、外張断熱材にフェノールフォーム断熱材100㎜、開口部は三層ガラスの樹脂サッシとすることで高水準の断熱性能を確保し、その性能を基にした自然な空気の対流を利用するパッシブ換気を計画しています。
【北方型住宅ZERO】の合計ポイント:「25」を想定
(太陽光パネル、蓄電池、外皮性能、パッシブ換気等)