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イチ押し住宅
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“和”の良さを存分に生かしながら
新しい「様風」の家づくりを

■[秋田県・Iさん宅 ]

■設計・施工/有限会社夢の家北原
TEL:0184-22-4045
FAX:0184-22-8197
HP:http://www.chokai.ne.jp/kitahara/
E-mail:kitahara@chokai.ne.jp

今回の事例は、リプラン東北版 Vol.17に掲載しております。
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有限会社 夢の家北原


 創業以来、約45年間で400棟に及ぶ木造住宅を手がけてきた同社。現在はアキレス外張工法、新在来木造工法、高断熱・高気密のオール電化住宅などにも対応。年間7〜8棟の新築物件ほか、リフォームも。施工エリアは「お客様に余計な経費をおかけしないために、車で1時間程度の範囲まで」だそう。

 棟梁でもある先代社長は、もともと宮大工ということもあって、昔から「木のことを知り尽くした腕のいい大工さんが、丁寧な仕事をしてくれる」と、地元で高い評価を得てきた夢の家北原。その確かな技術力は、創業時から今日に至るまでに手がけてきた約400棟の木造住宅が示しているのはもとより、5年がかりで取り組んだという総ヒノキ造りの五重塔を昭和60年に完成させたことにも現れています。
 「木の性質を見抜く目を持ち、家づくりに関しては決して妥協することのない棟梁のもと、その薫陶を得て現場の技術者が育ってきたことが、当社の大きな強みでしょうね。だから当社の技術者は、手を抜くことを知らないというか、できないのです」と話すのは、一級建築士としてデザイン面から同社の家づくりを支えている北原純一さん。「私自身、この仕事を選んだのは、子どもの頃から父たちの仕事ぶりを見ていたからかもしれません」と笑います。
 加えて同社の強みは“和”を基調にしていること。“数寄”の空間づくりに関しては、どこにも負けない自信があると言い切ります。「個人的な見方かもしれませんが、純和風の数寄屋造りはモダンで洗練されており、より遊び心を出したり崩したり、応用がきくような気がします。アイデア次第で、現代スタイルにも十分に対応できるんですよ」。
 日本の住宅は従来、地元の工務店や大工さんが風土に根ざした材料と工法を使って建てられてきました。「その良さや経験を生かしつつ、新しい技術とデザインを取り入れながら、当社ならではの家づくりを目指していきたい」と北原さん。いわゆる“和風・洋風”という言葉にしても、同社では「様風(さまふう)」ととらえ、そこに住む家族一つひとつに合った新しい“様”を創り出していくことを、常に心がけています。

お客様の声


 旧宅は築20年ほどでしたが水まわりの傷みがひどく、リフォームするにもかなりの金額がかかるため、「それなら思い切って新しい土地に新築しよう」と決めたIさんご夫妻。展示場めぐりをしていて出会った、夢の家北原のモデルハウスがすっかり気に入り、「その特徴のほとんどを取り入れた」そうです。
 「とにかく木の使い方がすごく良かったですね。茶室の造りなどは、さすが宮大工と思わせるものだし、リビングの目透かし天井をはじめ、フローリングの張り方一つにしても、同業者の友人が感心するほど丁寧でした。かといって“和”一辺倒ではなく、2階のらせん階段やルーフトップまでの吹き抜けなど、ユニークなデザインも素敵」と奥さん。もちろんキッチンにはIHクッキングヒーター、灯油の床暖房を採用するなど、機能的で安心安全な暮らしにも配慮しています。
 「斬新なデザインをしてくれるところはあっても、北原さん以上に自由が利くところはないと思いますよ。私たちの知らないところでも、いろいろ工夫していただき、お客様にも大好評です」と大満足の表情でした。

Photo Data

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Data

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■敷地面積 533.55m2(約161坪)
■延床面積 242.602(約73坪)
■構  造 木造軸組工法2階建て
■施工期間 平成18年6月〜10月(約5ヵ月)
<主な外部仕上げ>屋根/ガルバリウム鋼板・洋瓦、外壁/ガルバリウム鋼板・デラクリートフィニッシュ、建具/玄関ドア:アルミ断熱ドア、窓:Low-Eガラス、<主な内部仕上げ>床/床暖用フローリング、壁/珪藻土配合塗壁、天井/ビニールクロス、<断熱仕様>床下/ビーズ法ポリスチレンフォーム50mm、壁・天井/高性能グラスウール16kg100mm、<暖房方式>温水式床暖房

今回の事例は、リプラン東北版 Vol.17に掲載しております。
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■[秋田県・Iさん宅 ]

■設計・施工/有限会社夢の家北原
TEL:0184-22-4045
FAX:0184-22-8197
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E-mail:kitahara@chokai.ne.jp

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