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新築事例 鈴木環境建設(株)

ネット・ゼロ・エネルギー住宅/Q値0.9 C値0.3

少ないパネルで十分快適。
性能と省エネ性を証明する
EkoⅡ工法の家

宮城県石巻市・Kさん宅
設計・施工/鈴木環境建設(株)

 住宅性能を高めれば、それだけ暖房機器への依存度は減り、快適空間を実現すると同時に光熱費も削減することができます。その具体例を紹介しましょう。
 石巻市に完成したK邸は、3世代6人が暮らす約60坪の大型住宅。鈴木環境建設のオリジナル工法・EkoⅡにより、Q値0.9、C値0.3という高い断熱・気密性能を実現しました。高齢の家族がいるため、暖房システムには温水パネルによるセントラルヒーティングを採用。35℃前後の低温水で家全体を効率的に温め、温度差のない快適な住環境をつくっているのですが、注目すべきは温水パネルの数も少なくサイズも小さいという点です。
 「つまり、性能が良ければパネルの量はこれだけで済むということなんです。リビングやダイニングはこの広さに対して1台だけですし、トイレやキッチンには設置していません。おそらく一般的なパネル暖房の住宅と比べたら、1/3程度の設置量だと思いますよ」と鈴木氏。暖房機器の量が少ないということは、初期費用を抑えられることはもちろん、ランニングコストの節約が期待できます。気になる光熱費は、最も暖房費のかさむ2月でも合計約2万2000円、年間合計13万円程度に収まります。「かなり経済的だし、外は雪という夜中もパジャマ1枚でオリンピック観戦できたのにはビックリ」と、住み心地の良さにはご主人のお墨付き。暖房機器がスリムになれば、設置のためにデザインを損なうこともありません。高性能住宅は身体に優しいだけでなく、見た目にも美しい空間づくりという付加価値も生み出しているのです。

■建築データ
□構造規模 木造(在来工法)・2階建て
□延床面積 199.64㎡(約60坪)
□主な外部仕上げ 屋根/鋼板、外壁/ガルバリウム鋼板、建具/玄関ドア:スウェドア 断熱ドア、窓:エクセルシャノン 樹脂サッシ(超断熱・トリプルシャノンⅡ)
□主な内部仕上げ 床/無垢フロア、壁・天井/Vクロス
□断熱仕様 基礎/XPS100㎜、壁/ウレタン50㎜+高性能グラスウール16kg120㎜+高性能グラスウール16kg50㎜、天井/セルローズファイバーブローイング400㎜
□暖房方式 セントラルヒーティング
■工事期間
平成25年8月〜12月(約4ヵ月)

宮城県石巻市・Kさん宅

設計・施工/鈴木環境建設(株)
TEL 0225-24-9361
FAX 0225-24-9362
宮城県石巻市南中里3丁目4-15
http://www.suzuki-kankyo.co.jp/

【インタビュー】

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【実例紹介】

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