日々の暮らしを考えて、工夫を凝らす
サイン・ディスプレイデザインのプロフェッショナル「サクラ工芸」を母体にもつ「KUFURAS(クフラス)」は、「時間と空間に、アイデアを」をコンセプトに立ち上げたリノベーション・リフォーム・新築会社。新築・リフォーム問わず建築業界での長年の実績を持つスタッフが在籍し、日々の暮らしを考え、設計やデザインを生かした工夫で、いつまでも愛着を持ち続けられるような住まいづくりを目指しています。
2020年8月に完成した同社のモデル第1号となる「マンション01」は、藻岩山を望む自然豊かな場所に建つ築37年のマンションをリノベーションしたもので、クフラスプロデュースによる小坂裕幸建築設計事務所とコラボレーションしたマンションリノベプロジェクトです。
1980年代に建てられたこのマンションは、玄関側に洋室を2つ、廊下を抜けた先のリビング横に和室を配した定番レイアウト。大きくボリュームを割いたL字型のキッチンを住まいの真ん中に配置する大胆な移動を計画し、空間を再構築。キッチンの位置を変えたことで、玄関とリビングが直接結ばれ、自然光が届かず暗くなりがちだったマンションの玄関は、光と風が出迎えてくれる豊かな空間となりました。
窓の向こうに見える藻岩山の緑、差し込む光が印象的な濃淡をつくる白い壁、柔らかな無垢フローリングの温もりなど、室内はどこかしこも鼻歌交じりでくつろぎたくなる居心地の良さ。配線や配管の凹凸を生かして塗装した現しの天井は、空間に開放感を与えています。
セオリーを崩して広げるマンションリノベの可能性
「KUFURAS」の名前の由来は、「暮らす」と「工夫」。構造上の制約が多いマンションリノベは、暮らしをイメージし、固定概念に縛られない自由な考え方と工夫が重要です。たとえば、動線のセオリーを崩すこと。
「マンション01」は、趣味を大切にした夫婦二人の暮らしをイメージしたリノベ計画。ふたりで過ごす、それぞれに過ごす、互いを尊重しあう「程よい距離感」のある暮らしを描くため、キッチンを中心とした回遊性や、動線を少なくしてリビングの広さを確保するなど、既存の考え方を刷新。キッチンを中心に小さなクランクを繰り返す動線が、はっきりと部屋同士を区切らずに適度な距離を確保することを可能にしました。
さらに、玄関からキッチンが丸見えにならなかったり、キッチン横に緑が見える書斎ができたり、正面に洗面が見える印象的な廊下ができたりと、セオリーからの自由は、マンションリノベの可能性をぐんと広げてくれます。
間取りや動線は家族の暮らし方に合わせて変化するもの。長く暮らせる住まいに必要なのは、フレキシブルに変化できる余白を住まいにつくることです。主張すぎず、華美にならず、洗練されているけれど背伸びはしなくてもいい。上質だけれど、親しみがある。「マンション01」には、そんな「ちょうどいい心地よさ」があります。白いキャンパスに好きな絵を描くように、ダイニングテーブルとベンチが置かれたフラットな空間の中で、自分らしい暮らしのイメージを描いてみてください。
KUFURAS(クフラス)
モデルハウス「マンション01」
北海道札幌市 中央区南27条西11丁目1-1 フローラル南27条MS703号室
TEL/011-780-1010
販売内覧受付中/予約フォーム https://kufuras.co.jp/lp01/#tour
◎ホームページ https://kufuras.co.jp/