それぞれのフロアが役割を担う
暮らしやすい空間構成が魅力
郡山市の利便性の良いエリアに建つ、住宅工房そらのモデルハウス「八山田の家」。北側が低く、南側が高いという高低差のある敷地を活かすために採用したスキップフロアが大きな特徴です。そうすることで、空間を最大限に有効利用することができました。まず、道路や駐車スペースと同じレベルの北側には玄関と倉庫を設えています。
そして玄関を入るとすぐ階段があり、半階上がった先に20帖超のLDKと4.5畳の和室からなる大空間が広がります。このフロアは南側の庭と同じ高さに設けられていて、大きな木製の片引き戸から存分に庭の景色を眺めることができます。
もう半階上がると、浴室や洗面脱衣室、トイレといった水まわりフロア。浴室と洗面脱衣室には水に強く調湿効果に優れたサワラを採用。木の持つ癒やし効果でリラックスしたバスタイムを楽しむことができます。
さらに上がると寝室や子ども部屋が並ぶプライベートフロアがあり、最上階には十分な広さを備えた小屋裏のロフト空間がレイアウトされています。半階ずつずらしたスキップフロアがそれぞれ異なる役割を果たし、独立しながらも緩やかにつながる空間を創り出している点が見事です。
自然素材が香る高性能な空間が
心地よい暮らしをもたらす
LDKに足を踏み入れると、ふんだんに取り入れられた自然素材に目がいきます。床には足触りが柔らかく、時が経つごとに増す艶が魅力の信州アカマツをチョイス。
壁には木チップやパルプが原材料の凹凸のある塗装用下地材を施し、その上にホタテ貝殻などを原料とするコクのある漆喰材を塗ることで、深みと陰影のある美しい質感を生み出しています。キッチンや和室の吊り押し入れなど、マツ科の木を使って自社で製作した多彩な造作も空間に上質感を添えています。
充填断熱＋付加断熱のダブル断熱を施し、屋根には太陽光発電パネルを搭載。ニアリーZEHレベルの性能を有し、快適性も申し分ない「八山田の家」。空間使いの巧みさと、自然素材が織りなす空間の心地よさを確かめに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
住宅工房そらでは、ご家族一人ひとりの希望をじっくりと時間をかけて伺い、これまでに培った設計力・施工力を生かして、住まう人の理想の家を丁寧につくり上げていきます。私たちが手がける家はどれもシンプルでスタンダードな設計が特徴です。なぜなら無地のキャンパスのような家にこそ、住まう人の個性や理想を存分に盛り込むことができると考えるからです。シンプルだからこそ、飾らず、真摯に。そんな家づくりを心がけています。
