パッシブデザインを取り入れた高断熱・高耐震工法の家

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住宅性能
UA値 0.32W/㎡K　　断熱等級5　　壁断熱厚100㎜（充填断熱）
C値 0.23㎠/㎡　　BEI 0.55（省エネ基準▲45％）

こだわりの超高性能な工法と
自然エネルギーの活用で心地よく

設備工事を主事業とする大館桂工業の住宅部門として、2005年に設立されたライファ大館。秋田県北エリアを中心に、「スーパーウォール（SW）工法」とパッシブデザインを採用した高性能で快適な住まいを提供しています。

外部収納の中に並ぶ2台の蓄電池。14.8kWhの電気を蓄えられていざというときも安心

大容量のシューズクローゼットを完備した玄関。正面の壁には調湿作用のあるエコカラットを施工

今回完成したモデルハウスは、8.8kWの太陽光発電パネルと14.8kWhという大容量の蓄電池を完備したZEH住宅。木造軸組工法に高性能パネルを組み合わせた「スーパーウォール工法」の採用により、高耐震構造と優れた断熱性能、気密性能を実現しており、地震や水害に強く、災害から大切な家族を守ってくれるのはもちろん、省エネ性も抜群。また、気密性能を活かした計画換気システムで、きれいな空気が室内を緩やかに流れ、カビ・ダニの抑制にもつながります。

家の中心となるダイニングは9帖。家族が顔を合わせる時間をより濃密なものにしてくれる。夏は庇で陽射しを遮り、冬はクリアなガラスで太陽熱を取り入れるパッシブデザインが取り入れられている

床には浮造り加工のパイン材を使用。1階は濃茶色、階段や2階は薄茶色で変化をつけている

暖冷房には、1・2階ともに集中型ダクト送風式のエアコンを導入。1階は床下に這わせたダクトを通して各部屋の床に設けたガラリから空気を送り込み、2階は床下の空気をダクトで吸って天井のガラリから各部屋に届けるシステムで、暑い夏も寒い冬も温度ムラのない快適な温熱環境を叶えています。また、庇を張り出させて日射をコントロールするパッシブデザインもしっかりと取り入れられました。

今どき家族にぴったりフィット
ダイニングが中心の暮らし

親世帯を含めた3世代が住むことを想定して構成された間取りは、リビングが存在せず、ダイニングが暮らしの中心となっているところがポイントです。また、対面キッチンではなく、半独立型のキッチンとなっている点も特徴的です。これは、子どもの年齢もある程度大きくなり、食事の時間以外は個々の時間を大切にする家族が増えていることに着目した合理的な空間構成。両親の部屋の近くにトイレを配置したり、2階には子世帯がくつろぐための広々としたファミリールームを備えるなど、それぞれのライフスタイルにもしっかりと配慮がなされています。