2匹の愛犬と暮らすWさんご夫妻。以前暮らしていた一軒家は性能が良くて快適ではあったものの、小型犬ゆえに階段の上り下りが難しく、自分たちの将来を考えても平屋で暮らすのが最適と考えて、2度目の家づくりを検討しました。
Wさんが新居に希望したのは、旧居を上回る住宅性能。性能に関する知識を深めながら情報収集を重ねた末に出会ったのが、ハウジング・コバヤシです。旧居は床下エアコンを利用した全館空調システムを導入していたというWさん。ハウジング・コバヤシに興味を抱いたのは、同社が採用している全館空調システム「YUCACO」がきっかけでした。「空調室にエアコンを設置するので、床下とは異なり手入れがしやすいのが魅力的でした」と、話を聞きに行ったところ、そこで初めて耳にしたのが「SW工法」でした。
性能について学んでいく中で、耐久性の面からウレタン断熱に一定の信頼を置いていたものの、現場で吹き付けるため、仕上がりにバラツキが出てしまうことに懸念があったというWさん。「その点、硬質ウレタンフォームを使用したSW工法は、工場生産のパネルを利用するので品質も安定しています。耐震性や無結露保証35年という点にも頼もしさを感じました」とSW工法が決め手となり、ハウジング・コバヤシに依頼をすることになりました。
完成した新居は、勾配天井が心地よい開放感を呼び込む平屋の住まい。SW工法の充填断熱に加え、外張り断熱を併用した「SWデュアル」仕様の高性能（UA値0.19、C値0.33）住宅です。さらに太陽光発電パネルを搭載したZEHで、全館空調システム「YUCACO」も導入し、エアコン1台で室内をくまなく暖冷房しています。
「以前の住まいは分厚い壁に断熱材を充填していたのですが、新居は壁厚がなくてスッキリしているのに、高い住宅性能が実現できて驚きました」とWさん。寒さの厳しい1月から新生活をスタートさせていますが、室内は常に暖かく、エアコンの設定温度は推奨設定温度よりも低い21度にしているといいます。
仕切りを設けず、ひとつながりの空間で過ごす日々は使い勝手がよく、家族がいつも一緒にいられる喜びで満ちています。「玄関に入ったらすぐに暖かいのが嬉しいです」と話すWさんご夫妻は、外気温に影響を受けない快適な住まいで、愛犬たちとともにのびのびと新生活を満喫中です。