壁に沿ってつくられたキャットウォーク、階段のような変形の棚、多角形のリビングはまさしく「普通じゃない家」

「普通じゃない家が欲しい」という要望からスタートした住まい。4面の壁によって構成されるという固定概念を取り払い、あえて斜めの壁で構成することで変化に富んだ内部空間を生み出しています。居場所によって視線の抜けや空間の見え方が変わり、すこし不思議で新鮮な感覚が家族を楽しませます。愛猫の居場所もそこここに設けられ、家族みんなに暮らし方のバリエーションをもたらす住まいです。


家族構成/夫婦、子ども1人、猫
構造規模/木造・2階建て
設計/(株)鈴木弘人設計事務所
施工/(株)オオバ工務店

2階まで吹き抜けた廊下を抜けると、リビングの斜めの壁が見えてくる
2階のホールからリビングを見下ろす

リビングから玄関方向を見返す。壁面の出隅は直角でなく、少しずつ角度がついている

リビングから2階の洋室へとつながる階段状の棚。家族の写真を飾ったり愛猫の遊び場になったりと、暮らし方に応じて使い方も変化
壁に沿ってつくられたキャットウォーク、階段のような変形の棚、多角形のリビングはまさしく「普通じゃない家」

2匹の愛猫のためのキャットウォーク。ハイサイドライトまでステップを設けた

1階から2階への移動はキッチン横の階段から。階段の幅は上に行くほど少しずつ狭くなり、視覚的に長さを感じるような仕掛けがなされている
個室と水まわり、ユーティリティのある2階。ホールの壁の角度も一定ではなく、変化している

2階のホールから吹き抜け方向を見る

2階の洋室2。間仕切りを開放すると棚によって階下とつながる不思議な部屋に

4面の壁によって構成されるという固定概念を取り払い、多角形のようにあえて斜めの壁によってつくられた外観。壁量的に必要な袖壁が意匠の一つとなっている

変化に富んだ空間をつくりだすことで、住み手の暮らし方にもバリエーションが生まれる「普通じゃない家」