四季を問わずに楽しめるソトを屋内に

土地と住まい手を見つめ、性能とデザインの両面から、心地よく豊かに暮らせる住空間を探究してきたSUDOホーム北海道。札幌・宮の森、大倉山ジャンプ競技場にほど近い傾斜地に完成した新モデルハウス「SUN-GAKU」では、同社の標準仕様を基本としながら、新しいデザインや素材を取り入れ、もうひとつの上質を提案しています。

眺望抜群の立地を生かすため、LDKは2階に。それらと隣り合うかたちで、一段下がった位置に設けられたサンルームが本モデルハウスのハイライト。外光を柔らかに反射するタイル床の上では、植物たちがすくすくと育っています。4ヵ月もの長期間、雪が庭を閉ざしてしまう北海道の住まい。ウチとソトのあいだに設けられたもうひとつのソトは、四季を通じて生活に楽しみやくつろぎを与えてくれることでしょう。

左:サンルームには、水やりに便利なガーデンシンクも。階段を挟んで奥にリビングがある
右:リビングは、三角屋根の勾配を生かし、天井の高い開放的な空間に
珪藻土の塗り壁の白を基調に、木の美しさをアクセントにしたダイニング・キッチン。奥に見えるのはサンルーム
内壁で隔てられたダイニング・キッチン(左)とサンルーム(右)。三角屋根の形状がそのまま2階の天井に反映されていることがわかる

サンルームがまるで屋外にあるかのような錯覚にとらわれるのは、デザインと素材によるマジック。なかでもLDKとサンルームを隔てる内壁がポイントで、LDK側は白の塗り壁、サンルーム側はウォルナット色の板張り壁となっています。その強いコントラスト、さらには窓のような複数の開口によって、どちらも屋内ながらまったく別の空間のように演出されているのです。ぜひ現地で体感してみてください。

そしてサンルームの大きな窓からは、札幌都心方向を見渡す贅沢なパノラマも楽しめます。テーブルやチェアを置けば、絶景ガーデンパーティーの会場としても大活躍しそうです。

外光をたっぷりとり込む大きな窓からは、札幌のまちを一望できる

いまこそ考えたい、新しい住まい方

「SUN-GAKU」という名称は、三角、山、太陽を意味する「SUN」と、学、楽、画を意味する「GAKU」から生まれました。「太陽」や「楽」は、サンルームの説明で感じていただけたかと思います。「三角」は、三角屋根を指し、道産杉の外壁と相まって、近隣の「山々」と調和するシンプルでナチュラルな外観を構成しています。

外壁には、エッジをあえて整形していない道産スギの板材を使用。ナチュラルな美しさが緑豊かな環境と呼応している

この三角屋根の勾配に沿って断熱材を入れることで、2階は天井の高い開放的な空間に。さまざまな高さに配置された大小の窓は、まるで「絵画」のフレームのように景色を取り込み、多彩な光と影でウチとソトをつなぎます。窓の数は29ヵ所で、同社の一般的な住宅の1.5倍以上。動きのある配置は、外観のいいアクセントにもなっています。

リビングとダイニングをつなぐ廊下。足元の窓から射し込んだ外光が、道産ナラ材の無垢フローリングを照らしている
子ども部屋などに使用することを想定した2階の洋室には、高い天井を活かしてロフトを設置

1階は、組み込みのカーポートを設けたコの字型のプランで、主寝室や浴室、ユーティリティ、外物置などがレイアウトされています。注目すべきは、玄関を入ってすぐの階段脇にあるフリースペース。ヨガマットやトランポリンを置いて大人も子どもも楽しめるトレーニングスペースにしたり、仕切りやデスクを設けて在宅勤務のためのワークスペースにしたりと、学びや趣味の空間として多様な使い方ができそうです。

玄関と階段の動線部は、美しい木肌に抱かれるような空間に仕上がっている
1階と2階を完全に分断しないため、蹴込み板のない透かし階段を採用。階段下のデスクに座ると、2階の様子がほどよく伝わってくる
1階のフリースペース。階段下にはデスクが置かれ、窓の外はカーポートになっている
玄関から最も遠い、落ち着いた位置にレイアウトされた1階の主寝室
広々とした洗面スペースには、モザイクタイルでアクセントを

家で過ごす時間について、これまでとは異なる切り口で考えることも多くなった2020年。ウチとソト、オンとオフ、プライベートとパブリックなどの境界を絶妙に重ね合わせた「SUN-GAKU」には、新しい日常、新しい住まい方のヒントが満載です。


SUDOホーム北海道
モデルハウス「SUN-GAKU」
札幌市中央区宮の森4条12丁目10-10
TEL/011-816-8900
営業時間/10:00~17:00(予約制)
定休日/水曜日・祝日
◎イロイエ   https://www.iloie.com/companies/hsudohome
◎ホームページ https://sudo-con.co.jp/