共働きに便利な立地と住み心地の両立

結婚後、社宅生活を送りながら、共働きを続けてきたAさんご夫妻は、より子育てがしやすい環境を求めて新築を決意。2018年、通勤や生活に便利な街なかで約90坪の宅地を購入し、SUDOホームに新築を依頼しました。「春浅い時期にモデルハウスを見学したら、暖房が入っていないのに室内が暖かくて驚きました」と奥さん。道外出身のご夫妻にとって、北国の冬を快適に過ごせる確かな性能も、SUDOホームを選ぶ決め手になったといいます。

人や車の行き交う公道側は、開口を最小限にした平屋風の外観。右手、塀のように見える道産スギ板張り部分は音楽室
人や車の行き交う公道側は、開口を最小限にした平屋風の外観。右手、塀のように見える道産スギ板張り部分は音楽室
玄関土間は、シューズクローゼット、和室や音楽室、LDK、3方向の動線の起点。室内をぐるりと回れる複数の動線も、延床47坪以上の広さを演出する仕掛けのひとつ
玄関土間は、シューズクローゼット、和室や音楽室、LDK、3方向の動線の起点。室内をぐるりと回れる複数の動線も、延床47坪以上の広さを演出する仕掛けのひとつ
外壁と同じ道産スギを壁に下見板張りにした土間。中と外の中間領域のように見せる設えが空間に奥行き感を演出
外壁と同じ道産スギを壁に下見板張りにした土間。中と外の中間領域のように見せる設えが空間に奥行き感を演出

ご夫妻で楽器の練習ができる音楽室、落ち着いた書斎、効率の良い家事動線、そして木や珪藻土など自然素材をできる限り使った内装。ご夫妻の要望を取り入れながら提案されたプランの中心には、光や風の通り道となる吹き抜けのある階段が設けられていました。「3方が住宅に囲まれた敷地でも、明るく開放的な空間を実現する工夫が図面から感じられ、SUDOホームにお任せしてよかったと思いました」と、奥さんは当初を振り返って語ります。

土間とつながる音楽室。天井高は約3mあり、床には床暖房。ご夫妻の願ったとおり、のびのびと音楽を楽しめる環境が整った
土間とつながる音楽室。天井高は約3mあり、床には床暖房。ご夫妻の願ったとおり、のびのびと音楽を楽しめる環境が整った
1階の階段横には、Aさん念願の書斎を設えた。造作の書棚やカウンターデスクも備えた2.5帖の空間は、隠れ家のような佇まい
1階の階段横には、Aさん念願の書斎を設えた。造作の書棚やカウンターデスクも備えた2.5帖の空間は、隠れ家のような佇まい
客間や子どもスペースなど多目的に利用できる和室は、リビングと土間の中間に配置。中庭に面して濡れ縁的なデッキも設けられている
客間や子どもスペースなど多目的に利用できる和室は、リビングと土間の中間に配置。中庭に面して濡れ縁的なデッキも設けられている
間仕切りなしでつながるLDK。構造を一部現しにした低めの天井がくつろぎ空間に落ち着きと木陰のような心地よさを与える。床はナラ無垢材、壁は珪藻土仕上げ
間仕切りなしでつながるLDK。構造を一部現しにした低めの天井がくつろぎ空間に落ち着きと木陰のような心地よさを与える

温もりと光が満ちる夢見た以上のわが家

新緑が輝く5月、Aさんご一家の新生活が始まりました。「家に入った瞬間に木のいい香りがして、木に囲まれて住んでいる感じがします。中でも、SUDOホームの提案で実現した青森ヒバを壁と天井に張った浴室は、とても気に入っています」と、Aさんは満足そうに話します。

ハーフユニットを採用し、壁と天井に青森ヒバを張った浴室。開放感と風通しを大切にし、あえて建具は用いずオープンなつくりに
ハーフユニットを採用し、壁と天井に青森ヒバを張った浴室。開放感と風通しを大切にし、あえて建具は用いずオープンなつくりに
造作仕様の洗面台を設置したゆったりとした洗面室。隣接するトイレの手洗い場も兼ね、ゲストも使いやすい
造作仕様の洗面台を設置したゆったりとした洗面室。隣接するトイレの手洗い場も兼ね、ゲストも使いやすい

オープンなキッチンは料理好きなご夫妻のこだわりがいっぱい。ステンレスと木を基調に整えたキッチンに隣接して、ランドリーが設えられている
オープンなキッチンは料理好きなご夫妻のこだわりがいっぱい。ステンレスと木を基調に整えたキッチンに隣接して、ランドリーが設えられている
キッチンからは1階フロアが一望できる。自然素材の温もりあふれる室内は、床はナラ無垢材、壁は珪藻土仕上げ
キッチンからは1階フロアが一望できる。自然素材の温もりあふれる室内は、床はナラ無垢材、壁は珪藻土仕上げ

室内で目を引くのが、1階中央に設えた階段の吹き抜けです。頭上からこぼれる光が美しい明暗のコントラストを描き、リビング・ダイニングに心地よい広がりを与えています。「1階は回遊できる家事動線が設けられ、とても便利です。収納も使い勝手を考えて配置され、デザインと機能、どちらにもきめ細かな配慮がされていることを改めて実感しました」と奥さん。

書斎とリビング・ダイニングを結ぶ通路には、両サイドに造作収納を設け、スペースを無駄なく活用。階段下を利用した収納は、容量もたっぷり
書斎とリビング・ダイニングを結ぶ通路には、両サイドに造作収納を設け、スペースを無駄なく活用。階段下を利用した収納は、容量もたっぷり
階段から玄関方向を見る。明るさのコントラストが、空間に心地よい広がりを演出
階段から玄関方向を見る。明るさのコントラストが、空間に心地よい広がりを演出
2階の階段ホールに設けられた3連の大開口から入る光と風は、吹き抜け伝いに階下へ
2階の階段ホールに設けられた3連の大開口から入る光と風は、吹き抜け伝いに階下へ

そんな奥さんをさらに驚かせたのが、新居の高い省エネ性。厳冬期でも室内はどこへ行っても暖かく快適なのに、ランニングコストはひと月2万円ちょっとで済むといいます。標準性能の高さが、住み心地と経済性を両立させ、満足度の高い家づくりを実現しました。

開口を抑え、間接照明を施した寝室は落ち着いた雰囲気。姿見付きのウォークインクローゼットも備える
開口を抑え、間接照明を施した寝室は落ち着いた雰囲気。姿見付きのウォークインクローゼットも備える
2階に設けた子ども部屋(2室)は、非耐力壁で間仕切りしているので、ワンルームへの変更も可能
2階に設けた子ども部屋(2室)は、非耐力壁で間仕切りしているので、ワンルームへの変更も可能

大学時代に同じ音楽サークルで知り合い、結婚した私たちの夢は、家族でのびのびと音楽が楽しめる住まいを建てること。その夢を叶えるため、新居には音楽室を設えました。生活空間と分離した音楽室には、反射音を防ぐ吸音材の壁、トリプルガラスの建具を採用。おかげで、妻はオーボエ、私はフルートの練習を心置きなくできるようになりました。いつか、大きくなった子どもたちと一緒に演奏会を開くのが、私たちの次の夢になりました。(Aさん談)