個性的な外観で暮らしやすい。大人かわいい平屋の住まい

公開日:2025.11.28 最終更新日時:2025.11.28

Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。
(株)カントリーヴィレッジ  / 本別町・Oさん宅 夫婦30代

具体的な助言と提案で
納得のプランが完成

共働きのOさんご夫妻は2年前、結婚準備と同時に家づくりを開始しました。「先々の暮らしを考え、平屋を建てたいと考えていました」と、Oさんは話します。

ご夫妻が実現したかったのは、インナーガレージを備えた三角屋根の家。カントリーヴィレッジの小さな平屋のオープンハウスを見学したご夫妻は、「ここなら、私たちの理想を実現してくれる」と確信し、家づくりを依頼しました。

角地の敷地形状を生かしたL型のフォルムに、三角屋根と寄棟屋根を組み合わせ、塗り壁で仕上げた外観。個性的な佇まいが、地域でも話題に
角地の敷地形状を生かしたL型のフォルムに、三角屋根と寄棟屋根を組み合わせ、塗り壁で仕上げた外観。個性的な佇まいが、地域でも話題に
ご夫妻の要望で設けたインナーガレージ。玄関ポーチにつながる動線が設けられ、雪や雨にあたることなく家に出入りできる
ご夫妻の要望で設けたインナーガレージ。玄関ポーチにつながる動線が設けられ、雪や雨にあたることなく家に出入りできる

ところがいざ、家づくりについて具体的に考えようとすると、奥さんは家事がしやすい動線や設備のメンテナンス性の良しあしなど、自分たちでは判断できないことや分からないことがたくさんあることに気づきました。

そこで頼ったのが同社代表の朝日さんです。「間取りや設備の長所、短所を客観的な視点で丁寧に説明してくれたので、納得のプランづくりができました」と、奥さんは振り返ります。

ゆったりと設えた玄関には、出入り口にアールのデザインを施し容量たっぷりのシューズクロークも備えた家族用玄関を設けた
広さにゆとりを持たせて設計された2WAY動線の玄関まわり。シューズクロークの壁に設けたアール型の開口が、外と内のつながりを感じさせる
玄関ホールはリビング、パントリー&キッチンの2方向につながる回遊動線を採用。リビングのドアは、KAMIYAのハイドアを採用
玄関ホールからはリビングと、パントリー&キッチンの2方向にアクセスできる設計でLDKと玄関ホールが回遊できる動線。リビングのドアには、KAMIYAのハイドアを用いた

基本設計を終えると、次は経験豊富なインテリアコーディネーターと一緒に内装のプランを作成。「完成したプランから最終的な予算を割り出し、それを考慮しながら理想に近づけるようにさまざまな提案をしてくれたので、初めての家づくりに安心して取り組めました」と、お二人は笑顔を見せます。

デザインも住み心地も
満足以上のマイホーム

キッチンはLD空間を見渡せる対面式。リビング側には造作収納カウンターを設け、手元が見えないよう立ち上がりの高さにもこだわった
キッチンはリビング・ダイニングを見渡せる対面式に。リビング側には造作の収納カウンターを設け、手元が見えないよう立ち上がりの高さにもこだわった

2025年4月、新居でのご夫妻の暮らしがスタート。L型の平屋は高天井のリビングを中心に、北側に寝室や水まわりを集約して、プライベート空間を緩やかに分離。開放的なパブリック空間を一望するキッチンには、玄関ともつながるパントリーを併設し、家事効率を高めています。リビングの隣には隠れ家のような書斎も設けられ、Oさんの「一人の時間を楽しめる居場所がほしい」という願いも叶いました。

メンテナンス性に優れるパナソニックのシステムキッチンを採用。玄関ホールと裏動線でつながるパントリーを近接させることで、家事がスムーズにできる
キッチンは、メンテナンス性に優れるパナソニックのシステムキッチンを採用。玄関ホールと裏動線でつながるパントリーを近接させることで、家事がスムーズにできる
ラウンド型のダイニングテーブルセットをキッチンと横並びでレイアウト。配膳や片付けがしやすい
ラウンド型のダイニングテーブルセットをキッチンと横並びでレイアウト。配膳や片付けがしやすい。ダイニングの一角には、書斎につながる隠し扉も

ダイニングの一角にある壁クロスを張ったハイドアを開けると、ダークな色調でまとめたOさんの書斎スペースが出現。こもり感のある空間は、まさに大人の隠れ家
クロスを張って壁と同化させた隠し扉のようなハイドアを開けると、ダークな色調でまとめたOさんの書斎スペースが出現。こもり感のある空間は、まさに大人の隠れ家
半円窓と掃き出し窓を組み合わせた大開口が開放感を演出するリビング。壁付けテレビの配線は壁の内側に収め、隣のクローゼット内にビデオデッキやオーディオ機器などを収納できる設計とした
半円窓と掃き出し窓を組み合わせた大開口が開放感を演出するリビング。壁付けテレビの配線は壁の内側に収め、隣のクローゼット内にビデオデッキやオーディオ機器などを収納できる設計とした
リビングの隣には、多目的に活用できる和室を設置。琉球畳を敷いた和の空間は、リビングと自然になじんでいる
リビングの隣には、多目的に活用できる和室を設置。琉球畳を敷いた和の空間は、リビングと自然になじんでいる

「いつまでも飽きがこないデザイン」をテーマに検討された内装は、白と木目で統一。「コーディネーターの八木さんとクロスの色や照明を吟味したのも家づくりの楽しい思い出になりました」と、奥さんは家づくりの過程を懐かしそうに振り返ります。

また、断熱等級6、長期優良住宅の基準を満たす新居は夏は涼しく、冬も床暖房だけで快適な室温を保ちます。「ひとり暮らしの頃と比べて、光熱費が割安に感じます。住宅性能の良さも、住み心地の大きな決め手になることを、改めて実感しています」と、Oさんは話してくれました。

ダイニングから洗面台を望む。手前にあるアール型の開口が、空間にエレガントさを感じさせる
ダイニングから洗面台を望む。手前にあるアール型の開口が、LDKとプライベート空間を緩やかにゾーニングしている
ユーティリティからトイレ方向を見る。水まわりは一直線上に集約。ウォークインクローゼットや脱衣スペースと洗面台は引き戸で仕切れて、来客時でも安心感がある
ユーティリティからトイレ方向を見る。水まわりは一直線上に集約。通勤着など日常的によく使う衣類を、洗濯して乾かしたらすぐに収納できるウォークインクローゼットを併設している

リビングの南側には、建具で間仕切りができる2間の洋室をレイアウトした
リビングの南側には、建具で間仕切りができる2間の洋室をレイアウトした
水まわりの隣に寝室を配置。大きなウォークインクローゼットも備え、シンプルな空間づくりに徹し
3帖ほどのウォークインクローゼットを併設した広さ約6.5帖の寝室。心地よい睡眠のためのシンプルな空間づくりに徹した

寄棟屋根の下は玄関ポーチ。玄関が通りから見えにくいように配慮されている

 

三角屋根と寄棟屋根を組み合わせた外観は、ファーストプランで朝日社長が提案してくれたデザインでした。現場で大工さんの仕事を目の当たりにして、それをカタチにしていくには高い技術が必要なことが分かりました。また、リビングから水まわりへ続く廊下の天井も、朝日社長の提案でアールをつけてクロス張りで仕上げられています。カントリーヴィレッジならではの上質でデザイン性豊かな住まいは、高い設計・施工力に支えられているのだな、実感しています。(奥さん談) 

会社情報
株式会社カントリーヴィレッジ
私たちはお客様との対話を重ねながら、暮らしに寄り添う家づくりを行っています。木の温もりや自然素材を活かし、心地よく過ごせる空間を一つひとつ丁寧に。家はつくって終わりではなく、そこに暮らす人と一緒に育てていくもの。そんな想いを込めて、日々の暮らしに優しくなじむ住まいをお届けしています。
対応エリア
帯広市、道東その他

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