省エネと創エネの先進国をお手本にした自然素材の家
Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。
(株)順工務店 / 七飯町・高見さん宅 夫婦40代、子ども1人
百聞は一見に如かず
目指す家づくりをカタチに
2015年に2代目として順工務店を引き継いだ高見 慎さんは「自分にしかできない家づくり」を模索している中で、省エネと創エネの先進国、ドイツで主流になっていた家づくりと出会います。「理論を語るよりも、実際に具現化することでその魅力を多くの人と共有できると考え、父が残してくれた土地にモデルハウスを兼ねた自邸を建てようと思いました」と、高見さんは新築を思い立った理由を話します。


高見さんが目指したのは、在来工法と自然の力を生かしたパッシブ的な住まい。さらに、ヨーロッパの厳しい住宅性能基準をもクリアする高断熱・高気密な性能を組み合わせ、一年中、自然な空気感と室温を保ち続ける住まいの実現を目指しました。内装には道産材やホタテ漆喰など、地産地消の素材を多く採用しました。「生活のしやすさ、家事効率の良さも同時に追求したいと考え、妻の要望もたくさん聞きながら、間取りを決めていきました」と、高見社長は8年前を振り返って話します。


燃費の良い暮らしも太陽光の恵みで実現
順工務店の未来を託した試みを詰め込んだ新居が完成したのは、2017年の暮れ。高い吹き抜けと勾配天井、庭へ大きく開いた開口を設けたリビング・ダイニングは開放的な雰囲気。空気がゆっくりと建物内を自然循環する住まいは隅々まで心地よい温度に保たれています。


調湿性と防臭性に優れた漆喰との相乗効果で、築8年を経た今も、新築時の清々しい空気感を維持しています。「2匹の犬も一緒にここで暮らしていますが、ペット特有のにおいもしないでしょう?ペッと一緒に暮らしたいという方にも、この空気感を体感していただきたいですね」と、愛犬家住宅コーディネーターの資格も有する高見さんは話します。


「創エネ」を目指したZEHの住まいは、5.2kWの太陽光発電パネルを屋根に搭載し、暮らしに必要なエネルギーは主に電気を利用しています。「電気代を払うどころか、毎月数千円の売電収入があります。もくろみどおり、エネルギーを生み出す住まいも実現できました」と、高見さんは笑顔で話してくれました。
プランづくりでは、家事効率の良さにこだわり、キッチンから裏動線でユーティリティ、浴室、洗面・脱衣室を結び、リビングへと回遊できるように計画しました。夜に家に帰っても、朝起きたときにも家中が快適な温度に保たれているだけでなく、暖冷房費を気にせずに暮らせます。何一つストレスになる要素がない住まいに心から満足しています。水まわりの壁に柿渋で調色した漆喰を夫婦で塗ったのも、家づくりのいい思い出になりました。(奥さん談)
- 株式会社順工務店
- 「信念を曲げるな!突き進め、何事にも挑戦だ!」これは、父が残してくれた最後の言葉です。8年前に出会った『世界基準』の住宅が、私の建築に対する視野を大きく変えてくれました。そして、妻の「ストレスの感じない家だね」という一言が私の確信へと変わり、営業活動に活気があふれ、多くのお客様に認められるようになりました。信念を曲げることなく、突き進み、何事にも挑戦してきた今だからこそ、感じることがあります。先代が歩んできた20年と、そのバトンをつないで歩んだ10年。今まで出会ったすべての方々に感謝し、設立30年を迎えた弊社は、次なる未来への一歩に挑戦します。
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- 函館市、北斗市、道南その他
vol.49 住宅ローンを理解しよう












