Replan（リプラン）WebMagazine

好きな雰囲気を叶えた築18年のマンションリノベ

2020.7.10 北海道札幌市

ATELIER O2

間仕切りを撤去した開放感あふれるLDKが、まるで戸建てのようにも見える築18年のマンションです。元々は、全室が和のしつらいでしたが、木やタイル、紙クロスに塗装を施した壁など、リノベーションによりご家族が希望していたカフェのような雰囲気を実現しました。リビング横の和室は段差のあった天井をならし、共通の間接照明で連続性を与え、リビングとひとつながりに。面積以上の広がりが感じられる空間となっています。

◎家族構成／夫婦40代・30代、子ども3人
◎構造規模／マンション（築18年）
◎設計／（株）ATELIER O2
◎施工／（株）アービル

制限の多いマンションリノベだが、フラットにならした天井、オープンにしたキッチンなど創意工夫で空間の広がりや開放感を実現

当初はアイランド型も検討したものの、可動棚を設けたかったことなどを考慮しカウンターキッチンに。「動きやすい広さで使い勝手も大満足です」

既存のマンションを5人家族が快適に使えるよう、間取りに細やかな変更を施している。間仕切りを撤去したLDKとは逆に、広い洋室を壁で仕切り2つの子ども部屋を設け、広めの寝室はあえてコンパクトにし、玄関クローゼットを新設して収納スペースも確保している。納戸だったスペースは書斎に刷新し、家族の漫画本が並ぶ、共用のスペースに生まれ変わった。

既存のマンションを5人家族が快適に使えるよう、間取りに細やかな変更を施している。間仕切りを撤去したLDKとは逆に、広い洋室を壁で仕切り2つの子ども部屋を設け、広めの寝室はあえてコンパクトにし、玄関クローゼットを新設して収納スペースも確保している。納戸だったスペースは書斎に刷新し、家族の漫画本が並ぶ、共用のスペースに生まれ変わった。

リビングと和室にあった天井の段差は、一番低い天井高でならし、間接照明を配して、二つの部屋につながりをもたらした

子どもたちをのびのび育てたいと戸建てを検討するなか、立地も広さも申し分ない中古マンションという選択肢にたどりついた

子どもたちをのびのび育てたいと戸建てを検討するなか、立地も広さも申し分ない中古マンションという選択肢にたどりついた

LDKへの扉はガラス製の大きな木製ドア。高層階のため、分解した状態でエレベーターに搬入し、組み立てた

グレーのタイルと、間接照明が洗練された雰囲気をもたらす、こだわりのトイレ

もともと広めだったという玄関スペース。大容量の木の玄関収納は床から上げた壁付けのため、下の空間も有効に活用できる

会社情報: 社名株式会社 ATELIER 02; URL http://atelier-02.com; Replan SUMAIナビ https://www.sumai-navi.jp/companies/d10059