ダイニング越しに東側の光庭を見る。ダイニングテーブルから外の様子も伝わる、明るさに満ちた空間構成

7mと3mの擁壁を背負う悪条件の土地ながら、採光と通風を第一に考え建てられた住まい。外からの視線を遮る外壁で囲まれた建物に、光と風を取り込むための光庭を配置しています。光庭は外壁と好対照の白で統一され、植栽による季節感も演出しています。

◎構造規模/木造・2階建て
◎家族構成/夫婦40代・30代、子ども3人
◎設計/サルワタリ・アトリエ 一級建築士事務所
◎施工/(株)小成良治商店

2階子ども部屋から階段越しにリビングを見下ろす。2つの光庭に面した明るい空間

ダイニングからリビングを見る。正面は寝室への扉。デッキと光庭がゆるやかに空間をつなぐ

リビングに面した西側の光庭(右)と南側の光庭(左)。外壁と好対照の白で統一され、植栽による季節感も演出する
リビングに面した西側の光庭(右)と南側の光庭(左)。外壁と好対照の白で統一され、植栽による季節感も演出する
キッチンも内装に合わせて白で統一され、清潔感あふれるデザインとなっている
リビングから2階を見上げる。統一された白のデザインで、余計なものが目に入らないシンプルな内観
東側の光庭から室内を見る。反対側に位置する光庭まで見通せて、抜けの良さが伝わる
東側外観。手前は河川のため遮るものがなく、黒でまとめられたデザインがより引き立っている