玄関からリビングの窓際につながる土間が視覚的に空間の連続性を生み出している

南西方向に広葉樹林が広がりその向こうに日高の海を望める絶景。設計への要望は、この景色を生かした薪ストーブのある家での自然を身近に感じることのできる暮らしでした。提案されたのは、薪ストーブのみで十分に室内の熱量を賄えるシンプルで効率的なプラン。5つの生活ゾーンが自然の中に点在する小屋のようにリズミカルに配置され、縦と横に広がる空間が連続性を保ちつつ効果的に平屋の中に収められた間取りは、家づくりの自由さを物語っています。

◎家族構成:夫婦40代、子ども2人
◎構造規模:木造(在来+金物工法)・平屋建て
◎設計:一級建築士事務所 アーキラボ・ティアンドエム
◎施工:積和建設札幌(株)

子どもたちお気に入りの玄関のブランコ。ポーチの上部は収納を兼ねたロフトになっている

玄関から入って右手方向を見る。シャープな梁が奥行き感を生んでいる
子ども部屋まで連続する各ゾーンを見通せるキッチンからの眺め

キッチン内から庭への視線。右手の横窓からは綺麗な夕日が眺められるとのこと

ご夫妻が希望した薪ストーブ。リビングの高い天井いっぱいに煙突が伸びる姿が美しい
リビングに設けられたロフト。キッチン側に対して直角に流れる梁が空間にリズムを生む

この住宅の中心部となるリビングには、庭越しに林の木々を眺める大きな開口部が設けられている

南東側の奧にある子ども部屋。コンパクトながらロフトの設置やリビングへの動線で狭さを感じない

この住宅の中心部となるリビングには、庭越しに林の木々を眺める大きな開口部が設けられている
外壁には北海道産スギを使用し、自然素材の木材防護保持剤を塗布。「経年変化が楽しみ」とご夫妻

庭側に開けた大小の開口部と、5つにゾーニングされた各室がリズムを生んでいる外観

平面図