ヒノケン(株) / 宮城県石巻市・Sさん宅 夫婦30代、子ども3人


設計担当者と感覚がフィット
アットホームで楽しかった家づくり

お子さんたちが成長するにつれ、マイホームの新築を考えるようになったSさんご夫妻。のびのびと子育てしたいという思いから、広い敷地とゆとりの広さの家を望んでいました。

そんなお二人が一目ぼれしたのが、多種多様な樹木がふんだんに植えられた広い庭のある土地。季節ごとに表情を変える緑あふれる風景を楽しむことができます。「二人とも自然が大好きなので、春の花いっぱいの時期にこの土地を見に来て、『ここしかない!』と思いました」。

ガルバリウム鋼板の外壁材の白と、屋根や柱の黒のコントラストが印象的な外観。敷地内には30種類以上の木々が植えられており、四季折々の風景が目を楽しませる
ガルバリウム鋼板の外壁材の白と、屋根や柱の黒のコントラストが印象的な外観。敷地内には30種類以上の木々が植えられており、四季折々の風景が目を楽しませる
明るいブラウン色の玄関ドアは、ご夫妻が自らの手で好みの色に塗り直したもので、愛着もひとしお
明るいブラウン色の玄関ドアは、ご夫妻が自らの手で好みの色に塗装したので、愛着もひとしお
玄関ドアを開けるとゆったりとした土間、その先にLDKが広がる。玄関とLDKの間は、カーテンで目隠しできる
玄関ドアを開けるとゆったりとした土間、その先にLDKが広がる。玄関とLDKの間は、カーテンで目隠しできる

複数の建築会社を検討したSさんですが、ヒノケンで家を建てた友人の勧めに次第に気持ちが傾いていったそう。

「ここを見た多くの方々が森のような庭をどう扱うか頭を悩ませていたのに対し、設計担当の鹿又さんは、『素敵なお庭ですね。ぜひこの木々を活かした家にしましょう』と言ってくれて、それが何より嬉しかった」と奥さん。設計担当者と感覚がフィットしたことが、ヒノケンに依頼する一番の決め手だったと話します。

緑豊かな広い庭は、子どもたちの絶好の遊び場
既存の庭木をできる限り活かした緑豊かな広い庭は、子どもたちの絶好の遊び場

上棟式では今では珍しい餅撒きも敢行。Sさんは「ヒノケンさんにやり方を聞いて準備しました。当日は社員の皆さんも参加して盛り上げてくださいました」と、ヒノケンのアットホームさに触れ、家づくりが楽しく進められたと当時を振り返ります。

自然体の暮らしが楽しめる
外とのつながりを大切にした設計

木を用いた造作や塗り壁、モザイクタイル、モールテックスの床など、優しい素材感を随所に活かしたSさん宅。その最大の特徴であり魅力といえるのが、外とのつながりを大切にしたプランニングです。

住まいの中心となるのは、ハイサイドライトからの明るい陽射しが心地よい吹き抜けのリビング。窓は木々が生い茂る南側に向けて大きく開き、その外にはDIYが好きだというSさんが広いウッドデッキを自作しました。

「ウッドデッキでは緑豊かな庭を眺めながら、朝ごはんを食べたり、バーベキューを楽しんだりと、アウトドアリビング的に使っています」とSさんは話します。

大空間の吹き抜けリビング。南面に設けた上下の窓から陽の光がたっぷりと射し込んで心地よい
大空間の吹き抜けリビング。南面に設けた上下の窓から陽の光がたっぷりと射し込んで心地よい
リビングから出入りできる広々としたウッドデッキは、DIY好きのSさんが造作。食事をしたり遊んだり、フレキシブルに使える
リビングから出入りできる広々としたウッドデッキは、DIY好きのSさんが自作。食事をしたり遊んだり、フレキシブルに使える

奥さんのお気に入りは、庭へ向けて壁付けしたキッチンです。「憧れだったコーナー窓から四季折々の木々や花々を眺めることができて癒やされますし、本当に幸せです。料理もはかどりますね」。

キッチンは壁付けで、調理をしながら奥さん憧れだったコーナー窓から外の緑を楽しめる
キッチンは壁付けで、調理をしながら奥さん憧れだったコーナー窓から外の緑を楽しめる
リビングの隣に配したダイニング・キッチンは、レイアウトの仕方や天井高の変化などの工夫でリビングとゾーニング
リビングの隣に配したダイニング・キッチンは、レイアウトの仕方や天井高の変化などの工夫でリビングとゾーニング

間仕切り壁や扉を極力減らしたワンルームの間取りや、使い勝手の良い水まわり動線も、暮らしの質を高めてくれます。

リビングの隣に配した奥さんの洋裁の作業スペースや洗面はあえて壁で仕切らず、ワンルームの空間とした
リビングの隣に配した奥さんの洋裁の作業スペースや洗面はあえて壁で仕切らず、ワンルームの空間とした
黄色の小タイルを壁面にあしらった造作の洗面台は、水栓金具とのコーディネートでかわいさとレトロ感を演出。鏡の前に立つと庭の緑が映り込んで、奥行きが感じられる
黄色の小タイルを壁面にあしらった造作の洗面台は、水栓金具とのコーディネートでかわいさとレトロ感を演出。鏡の前に立つと庭の緑が映り込んで、奥行きが感じられる
洗面台の横には使い勝手の良い脱衣室兼ランドリースペースをレイアウト。あえてドアを付けずにカーテンで緩やかに空間を仕切っている
洗面台の横には使い勝手の良い脱衣室兼ランドリースペースをレイアウト。あえてドアを付けずにカーテンで緩やかに空間を仕切っている

Sさん宅は、あえてDIYでつくり込んでいける余地を残しています。「テーブルやカウンターを自分たちでつくりたいですし、子どもたちが走り回れるよう庭も整備したいと思っています。時間をかけてゆっくりと手を加えていきたいですね」。

ナラ材の無垢フローリング、珪藻土の壁、アカマツ材の梁や柱など、内装仕上げには自然素材をふんだんに用いた。階段下のスペースは小部屋のような設えに
ナラ材の無垢フローリング、珪藻土の壁、アカマツ材の梁や柱など、内装仕上げには自然素材をふんだんに用いた。階段下のスペースは小部屋のような設えに
吹き抜けに沿って延びる2階廊下の突き当たりが寝室、右手が子ども部屋。子ども部屋側のグレーの壁色が室内に奥行き感を生み出している
吹き抜けに沿って延びる2階廊下の突き当たりが寝室、右手が子ども部屋。子ども部屋側のグレーの壁色が室内に奥行き感を生み出している
鮮やかなブルーのアクセントウォールが映える子ども部屋。北側にありながら、内装の色の効果で明るく気持ちがいい
鮮やかなブルーのアクセントウォールが映える子ども部屋。北側のやさしい光と内装の色の効果で明るく気持ちがいい
2階東側に配した広さ3帖の小部屋は、SさんのPCスペースとして活用。今後はDIYでつくり込んでいく予定
2階東側に配した広さ3帖の小部屋は、SさんのPCスペースとして活用。今後はDIYでつくり込んでいく予定

さらに自分たちらしい、居心地の良い住まいに。自然体の暮らしを好むご夫妻の家づくりは、これからも続きます。



\2023/7/11発売!「Replan宮城 2023」/

暮らしの燃費を良くするピースは、「住宅性能」「エネルギー選択」「設備・機器」「間取り」「動線」「暮らし方」とさまざま。イニシャルとランニング、そして家族の暮らしのバランスを見極めることで、あなたにとっての「燃費のいい暮らし」は導き出されます。
暮らしのエネルギーが気になる今だからこそ、自分と家族が求める「燃費」のことを知って、家づくりを一歩先に進めてみませんか?

宮城県の書店にて発売中!
インターネット購入はこちら▼
Replan BooksAmazonFujisanマガジン
※インターネット購入・方法についての詳細はコチラをご確認ください。