木々の恵みが歳月とともに味わいを増していく、森のビンテージ別荘
Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。
(株)平野建業 / 森町・Yさん宅 夫婦
木々に包まれた避暑地で
第二の人生を楽しむ住まい
埼玉県に住み、仕事一筋で生きてきたYさんは、リタイア後により充実した家族の時間を過ごせる別荘を建てたいと考えていたといいます。そして、大沼公園の一角にある古くからの別荘地と出会いました。


穏やかな気候と管理の行き届いた閑静な環境、豊かな自然に惹かれ、ご夫妻は森に囲まれた約600坪の敷地を入手。その別荘地に建っていた平野建業の住まいが気に入り、家づくりを依頼しました。「それは今から20年以上前のことです。当時は今のようにネット環境も十分に整っていませんでしたから、郵便でやりとりをしながらプランを仕上げました」と、平野建業の建築士・中川かおりさんは当時を振り返ります。


ご夫妻は恵まれた敷地環境を生かした開口プランと1階に暮らしの中心を置いた平屋的な間取り、薪ストーブの設置を希望しました。時には、ご夫妻がより具体的なイメージを伝えるため、スクラップブックを抱えて函館にやってきたこともあったといいます。

思い出を重ねるほどに
豊かに美しくエイジング
木を生かしたモノづくりを大切にする平野建業は、タモやナラ、シナなどの木を生かした内装プランを提案。建具や家具、階段なども、大工の手仕事を生かした造作にこだわりました。2階の客間は、旅館建築を多く手がけてきた平野会長が網代天井やさび丸太の床柱、ケヤキの床板などを用いながら、本格的な和空間に仕上げています。


庭師が端正に整えた森にたたずむ建物は、絶妙な大きさの開口が随所に設けられ、四季の移ろいを室内にいながらにして楽しめます。Yさんは春から雪が降るまで大沼を訪れては、近隣のゴルフ場でプレイを楽しみ、庭いじりに夢中になっていたそうです。3人のお子さんご家族と一緒に、にぎやかに過ごすことも緑の季節の楽しみに。ご家族の数々の思い出と平野建業のきめ細かなメンテナンスに磨かれた住まいは、歳月を重ねるほどに豊かな表情を蓄えていくことでしょう。


別荘を建ててから20余年が経ちましたが、未だに建具の狂いがなく、どこを見ても古びた印象がありません。大工さんの丁寧な仕事、普遍性のあるデザインの賜物だと、別荘に来るたびに感じます。また、滞在していないときにもきめ細かなメンテナンスをしてくれるので安心です。6年ほど前には、遊びに来る家族のために屋根裏を個室に変え、造作ベッドを設えてもらいました。お付き合いを長く続けていけるのも、地域の工務店ならではですね。(奥さん談)
- 会社情報
- 社名 株式会社 平野建業
- URL https://hiranokengyo.com
「AOAO SAPPORO」で、ピングーたちに癒やされてきました!













