繊細な陰影が心安らぐ薪火と木の温もりに包まれた田園を望む住まい

公開日:2026.1.4 最終更新日時:2026.1.4

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(株)芦野組 / 東川町・Fさん宅 夫婦40代、子ども2人


田舎でありながら国際色豊か。6年前の体験移住で「東川スタイル」とも呼ばれる土地柄にすっかり魅せられたFさんご夫妻は、暮らしの拠点を東川町に移すことを決意。町の分譲地を購入し、知人の紹介で芦野組に新築を依頼しました。「自然素材を生かした建物が好みに合い、芦野社長の実直な人柄も好感が持てました」。

ウッドデッキまで覆う大きな三角屋根と横張りの道南スギの外観。ゆとりあるカーポートは、屋根のある屋外空間としても活躍
ウッドデッキまで覆う大きな三角屋根と横張りの道南スギの外観。ゆとりあるカーポートは、屋根のある屋外空間としても活躍
玄関からLDKに沿って真っすぐ延びる通り土間は、室内と屋外を結ぶ中間領域的な役割を果たす。キッチンと土間もつながり、家事効率の向上を図った
玄関からLDKに沿って真っすぐ延びる通り土間は、室内と屋外を結ぶ中間領域的な役割を果たす。キッチンと土間もつながり、家事効率の向上を図った

Fさんご夫妻はシンガポールにもオフィスを構える照明プランナー。新築計画にあたってはその豊富な経験を生かし、自ら照明プランを加えた3Dパースを制作し、芦野組とイメージを共有したといいます。また、屋外とシームレスでつながるような通り土間、メイン暖房には薪ストーブの採用を希望しました。「芦野組は薪ストーブの実績が多かったので、安心してお任せできました」。

リビングの薪ストーブは、デンマーク製のHWAM(ワム)を採用。朝晩に薪をくべるだけで、薪火と陽射しの温もりが土間床に蓄えられ、厳冬期も薪ストーブ1台で十分暖かい
リビングの薪ストーブは、デンマーク製のHWAM(ワム)を採用。朝晩に薪をくべるだけで、薪火と陽射しの温もりが土間床に蓄えられ、厳冬期も薪ストーブ1台で十分暖かい
リビングの一角にはあえて家具を置かず、ヌックを造作。スペースを有効に活用しながら、よりくつろげる空間となった
リビングの一角にはあえて家具を置かず、ヌックを造作。スペースを有効に活用しながら、よりくつろげる空間となった

「家族の暮らしの中心に」というご夫妻の思いが凝縮されたLDK。間接照明が美しい陰影を描く屋根なり天井のリブパネルは、Fさんがtoolboxで見つけ、採用を希望した
「家族の暮らしの中心に」というご夫妻の思いが凝縮されたLDK。間接照明が美しい陰影を描く屋根なり天井のリブパネルは、Fさんがtoolboxで見つけ、採用を希望した
LDKから土間、ウッドデッキ、庭へ。内から外へ緩やかなグラデーションを描いてつながる空間構成は、Fさんが思い描いていた理想そのものだという
LDKから土間、ウッドデッキ、庭へ。内から外へ緩やかなグラデーションを描いてつながる空間構成は、Fさんが思い描いていた理想そのものだという

2024年春に新築工事が始まり、近くに仮住まいをしていたご夫妻は現場にたびたび足を運んで、作業を見守りました。「現場で出した細かな要望にも快く対応してくれて、大工さんと一緒に家づくりをしたようでした」と、ご夫妻は施工中を振り返って、しみじみと語ります。

頭上に約5.1mの吹き抜けが広がる圧倒的な開放感に包まれたダイニング。対面式キッチンは、夫婦で料理が楽しめるよう、使い勝手とともに高さにもこだわった
頭上に約5.1mの吹き抜けが広がる圧倒的な開放感に包まれたダイニング。対面式キッチンは、夫婦で料理が楽しめるよう、使い勝手とともに高さにもこだわった
土間からも出入りできるキッチンは、1階全体を見渡せる対面式。夫婦で料理が楽しめるよう、使い勝手とともにキッチンの高さにもこだわった
土間からも出入りできるキッチンは、1階全体を見渡せる対面式。夫婦で料理が楽しめるよう、使い勝手とともにキッチンの高さにもこだわった
ユーティリティとトイレの間に独立型の洗面台を造作。デザイン性とともにメンテナンス性も追求
ユーティリティとトイレの間に独立型の洗面台を造作。デザイン性とともにメンテナンス性も追求
1階の水まわりに隣接して寝室をレイアウト。大きく取った開口に映る四季折々の田園風景は一枚の絵画のよう
1階の水まわりに隣接して寝室をレイアウト。大きく取った開口に映る四季折々の田園風景は一枚の絵画のよう

田園が銀世界に包まれた12月に新居が完成。ナラフローリングの床、ラワンに似たニヤトーリブパネルの屋根なり天井、珪藻土の壁。自然素材のテクスチャーが生きる空間には、緻密な照明計画が施され、繊細な陰影が奥行きのある表情を演出しています。

2階階段ホールの突き当たりにあるフリースペースは、設計の最終段階でFさんの要望で吹き抜け予定だった場所に床板を張って設えた
2階階段ホールの突き当たりにあるフリースペースは、設計の最終段階でFさんの要望で吹き抜け予定だった場所に床板を張って設えた
2階にある子ども部屋は、ライフサイクルの変化に合わせて多目的に空間を活用できるよう、間仕切りが容易に取り外せるつくりに
2階にある子ども部屋は、ライフサイクルの変化に合わせて多目的に空間を活用できるよう、間仕切りが容易に取り外せるつくりに
2階北側には、2連窓とカウンターデスクを設えたスタディコーナーを設置。窓から四季折々の田園風景がよく見え、Fさんのお気に入りのワークスペースになった
2階北側には、2連窓とカウンターデスクを設えたスタディコーナーを設置。窓から四季折々の田園風景がよく見え、Fさんのお気に入りのワークスペースになった

目に麗しい空間は、住み心地も抜群。「補助で床暖房も採用しましたが、その存在を忘れるほどに快適です。芦野組の魔法瓶のような住まいは、経済性にも優れているんですね」と、Fさんは語ります。通り土間から動線がつながる庭には、ウッドデッキテラスやファイヤーピットも設置。ご夫妻の願いどおり、内と外が緩やかにつながり、思い描いた東川の四季を楽しむ暮らしが実現できました。

会社情報
株式会社芦野組
私たちが大切にしているのは、「ほっとくつろげる家」であること。そのために、いろいろなところにこだわります。例えば、無垢材や珪藻土など自然素材による仕上げは、見た目や肌触りに温かみが感じられ、くつろげます。また、家族の気配が感じられる間仕切りの少ない家も、安心感が増し、くつろげます。照明、収納、空気の流れ……どんなものにもひとつ手を加え、薪ストーブを主暖房に取り入れた快適に使いやすく心地よい住まいづくりを進めたいと考えています。
対応エリア
道北、旭川市、留萌市、士別市、名寄市、富良野市、道北その他

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