大きい窓から畑の四季が望める、旭川市郊外の田園地帯に建つHさん宅。床にはナラの無垢材を、玄関土間にはドイツの大型クッキングストーブを採用した、木と炎の温もりが家族とゲストを迎える田園の住まいです。

大屋根と薪ストーブの煙突、道南スギの外壁が田園風景に馴染む平屋の住まい。デッキを設け、濡れ縁風にしつらえた玄関ポーチは庭仕事の休憩や来客との語らいなど、多目的に利用できる
大屋根と薪ストーブの煙突、道南スギの外壁が田園風景に馴染む平屋の住まい。デッキを設け、濡れ縁風にしつらえた玄関ポーチは庭仕事の休憩や来客との語らいなど、多目的に利用できる

2年前、お子さんを授かったのを機にマイホームの実現を考え始めたHさんご夫妻。近隣で公開される新築住宅を見に出かけるようになり、その始まりが北海道ハウジングの見学会でした。薪ストーブのある木質感あふれる住まいに、Hさんの目が釘付けになりました。「ところが北海道ハウジングさんに、もっとたくさん見なければ、本当に建てたい家の具体的な姿が見えないのではとアドバイスされ、それから1年間、私たちは見学会巡りを続けました」と、Hさんは振り返ります。

Hさんが希望していた薪ストーブは、北海道ハウジングの提案でドイツ・ブルナー社のアイアンドッグN°06を採用。暖房のほか、多彩なストーブ料理が楽しめる
Hさんが希望していた薪ストーブは、北海道ハウジングの提案でドイツ・ブルナー社のアイアンドッグN°06を採用。暖房のほか、多彩なストーブ料理が楽しめる
廊下には、奥さんがインターネットで入手したFuloonのレトロなアイアン・ブラケットライトが取り付けられている
廊下には、奥さんがインターネットで入手したFuloonのレトロなアイアン・ブラケットライトが取り付けられている

そして、ご夫妻は薪ストーブと回遊動線を採用した平屋という理想形に辿り着き、改めて北海道ハウジングへ。新築依頼を受けた北海道ハウジングは平屋でも、より開放的で居心地のいい住まいを実現するため、大屋根に外断熱を施した天井高4メートルのくつろぎ空間を提案しました。

外断熱で実現した4mの天井高が心地よいLDK。黒板塗料を塗ったパーティションの向こうには、シューズクロークが設けられている
外断熱で実現した4mの天井高が心地よいLDK。黒板塗料を塗ったパーティションの向こうには、シューズクロークが設けられている

また、育児に追われる奥さんがストレスなく家事ができるよう、収納計画や動線にも配慮。家族の衣類や寝具を収納するウォークインクローゼットは寝室とユーティリティ、それぞれにつながる動線を設けたほか、リビング側からもモノが出し入れできるよう造作されました。「こうした女性目線が随所に行き届いた設計も、北海道ハウジングならではと思いました」とHさんはにこやかに話してくれました。

キッチンからユーティリティ、浴室は1本の動線でつなぎ、家事効率の良さを実現。キッチン背面には食品庫も備える
キッチンからユーティリティ、浴室は1本の動線でつなぎ、家事効率の良さを実現。キッチン背面には食品庫も備える
ユーティリティから独立させた洗面台は、造作棚の上に採光窓を設けて明るい雰囲気。匠工芸のマッシュルームスツールはご夫妻のお気に入り
ユーティリティから独立させた洗面台は、造作棚の上に採光窓を設けて明るい雰囲気。匠工芸のマッシュルームスツールはご夫妻のお気に入り

家づくりにあたって奥さんが選んだ黒のキッチンや遊び心あふれる照明は、白と木を基調にしたのびやかな空間の良いアクセントに。

ナラの無垢フローリングと白を基調にしたのびやかな空間を、対面式キッチンの黒がほどよく引き締めて。ダイニングには、床と合わせたナラ材のテーブルと椅子を合わせた
ナラの無垢フローリングと白を基調にしたのびやかな空間を、対面式キッチンの黒がほどよく引き締めて。ダイニングには、床と合わせたナラ材のテーブルと椅子を合わせた
ダイニング・キッチンへ続く廊下。ダイニングに設けた掃き出し窓の光が、開口のない家の中心まで届く
ダイニング・キッチンへ続く廊下。ダイニングに設けた掃き出し窓の光が、開口のない家の中心まで届く
ダイニングの壁際には、棚とカウンターデスクを造作し、スタディコーナーをしつらえた。壁付け照明は、奥さんのセレクト
ダイニングの壁際には、棚とカウンターデスクを造作し、スタディコーナーをしつらえた。壁付け照明は、奥さんのセレクト

Hさんたっての希望で土間縁に設けた小上がりは、小さな娘さんのお気に入りの遊び場になりました。「旧居での冬の暮らしは、脱衣室と玄関の寒さが悩みの種でした。新居の性能は標準仕様ですが、厳冬期でも薪ストーブだけで十分に暖かく、夏もエアコンいらずの涼しさ。住み心地の良さも抜群です」。じっくりとプランを温めた32坪の平屋には、家族の幸せが満ちています。

Hさんが見学会で見て気に入った土間続きの小上がりを採用したリビング。子どもの遊び場、昼寝スペースにも便利だそう
Hさんが見学会で見て気に入った土間続きの小上がりを採用したリビング。子どもの遊び場、昼寝スペースにも便利だそう
主寝室は後々、2部屋に間仕切りできるようにしつらえてある。右手奥は、大容量のウォークインクローゼット
主寝室は後々、2部屋に間仕切りできるようにしつらえてある。右手奥は、大容量のウォークインクローゼット
主寝室とLDKは廊下でつながる。右手前は娘さんの部屋。天井の高さと廊下が、奥行き感を演出している
主寝室とLDKは廊下でつながる。右手前は娘さんの部屋。天井の高さと廊下が、奥行き感を演出している

「いい家」の定義は、住まう人によって千差万別。北海道ハウジングは住まうご家族とのきめ細かな話し合いを重ねて、幸せのカタチを具現化しています。家づくりで培ってきた住まい手とつくり手とのつながりは、これからの暮らしも頼もしく支えてくれることでしょう。

設計・施工:(株)北海道ハウジング
旭川市神楽2条11丁目2-16
https://www.hokkaido-housing.com