元々、職場の建物内の一室で寝泊まりしていたというHさん。結婚を機に、隣接する土地に家を新築することとなりました。地元旭川の工務店にお願いしようと、リプランや知人から評判を聞いていたのが芦野組でした。
![建物内に2台分の車庫も組み込み、冬の雪や雨にも濡れずに車に乗り込める構造](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-14.jpg)
「ちょうどオープンハウスをやっていたので見学したのですが、無垢材や塗り壁といった自然素材の雰囲気と、断熱や気密など性能面でもしっかりしていることが気に入りました。そして何より芦野さんの家づくりに対する熱意あふれる姿勢に、お任せしたいと思えたんです」と振り返ります。「高断熱・高気密・高耐久」といった優れた住宅性能をベースに、自然素材を多用した呼吸する家であることを重視する、芦野組の家は、Hさんにぴったりでした。
![1階はモルタル、2階はトドマツ木張りの外壁。1階は窓を小さめにしプライバシーを考慮した](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-13.jpg)
両隣が保育園とHさんの職場という環境もあって、プライバシーを考慮してリビングは2階に。これが大正解で、斜め天井を生かした吹き抜けや、ウッドデッキなど、開放感ある空間に仕上がりました。
![木張りの斜め天井とカバの無垢フローリングで木のぬくもりたっぷりなリビング](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-02-1.jpg)
共働きで互いに仕事関係の勉強を家ですることも多いので、それぞれに書斎スペースを設けました。ただし完全に閉鎖的にならず、どこか空間がつながっていることを希望し、半オープンの形に収まったといいます。
![リビングから続く和室は客間として十分な広さ。壁はこだわりの藁入り珪藻土](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-01-1.jpg)
![二人が並んで使える書斎スペース。ほどよい距離感を保てる半オープン式がいい](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-07-1.jpg)
特に気に入っているのが、芦野さんから提案された家事室のカウンター。洗濯物を干して、畳んで、収納するという一連の作業がしやすく、共働きのHさんご夫妻は大助かりとか。以前は職住一緒で切り替えが難しかったHさんも、いまはリビングで仕事モードからくつろぎモードへと自然にシフトチェンジでき、生活にもメリハリがつきました。
![家事効率をアップしたいという要望に応え、ユーティリティには家事カウンターも](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-12-1.jpg)
![造作した洗面スペース。モザイクタイルと木の雰囲気が洗練された印象を与える](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-08-1.jpg)
![1階は水まわりと寝室をまとめて、朝の身支度や就寝前の動線を便利に工夫して設計した](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-15-1.jpg)
![玄関には広い土間を設けて、奥に自転車やタイヤなどを収納できるスペースも](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-10-1.jpg)
![寝室部分は、部屋を最低限にして奥のウォークインクローゼットを広く取り効率的に](https://www.replan.ne.jp/wp-content/uploads/2018/12/35513-01-09-1.jpg)
性能面は芦野さんに全幅の信頼を寄せお任せに。Hさんが最初に「しっかりした家を建ててくれそう」と感じたとおり、高断熱・高気密の高い性能を誇り、いまは本格的な冬を迎えるのが楽しみなくらいだとか。念願どおりに無垢材や塗り壁など自然素材を使った家は、二人にとってこの上なく居心地の良い空間となりました。