【対談企画】あおもりGX住宅スタイル〜地域とともに歩む住宅の未来
公開日:2026.3.27
最終更新日時:2026.3.27
「あおもりGX住宅スタイル」の取り組みを紹介。各方面のプロに、地域と家づくりのこれからについてお聞きしました。
CROSSTALK
「官民連携の重要性や今後の展望」


これまでお三方のお話をうかがってきました。髙橋さん、秋元さん、鳥取県の取り組みの中で、印象に残ったものはありますか?

技術が低い工務店を1対1で指導しているというお話は素晴らしいですね。しかし、スタートが遅れている青森県では、なかなかそこまではできないかなと感じました。

確かに。職人さんの高齢化も進んでいますからね。私はお話の中には出ていなかったのですが、「NE-ST」の賃貸集合住宅が気になっています。

2022年に制度をつくりましたが、今まで建ったのは1棟だけで、順調に進んでいるとは言い難いです。なぜかというと、地元工務店がアパートを建てようとすると、大手に比べて融資や空室保証の面でやはり不利なんですよね。ただ、住んだ方に「NE-ST」の快適性は伝わっているので、賃貸の件数が増えれば戸建ての高性能化も一気に進むと思っています。



逆に槇原さん、青森県の取り組みで気になったものはありますか?

「あおもりGXビルダーズ」への登録が実績ベースで、さらにそれを公表しているところですね。うちの県では実績がなくても登録だけはできるので…。最初の1棟を建ててもらうという課題解決のためにも、建てた実績を公表する手もありかなと思いました。

なるほど。いずれにしても、高性能住宅の普及には官民連携が不可欠であるということが、お話を聞いて理解できました。

そのとおりですね。県としては、高性能化についての工務店側の率直な悩みや課題を受け止めながら、一緒に取り組んでいきたいと思っています。

工務店も、全体のレベルの底上げを図るのはもちろんですが、「自分たちも変わる必要がある」という意識を持つことが大切だと思いました。今回の鳥取県や青森県の取り組みは、そのきっかけになるのではないでしょうか。

高性能住宅は、ユーザーの健康的で豊かな暮らしを実現し、ひいては地球環境を守ることにもつながるもの。今後ともユーザーに周知を図り、それぞれの地域、立場で連携しながら取り組んでいきましょう。

我々もメディアという立場から、つなぎ役としての役割を果たしていきたいと思います。ありがとうございました。
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