白山の家|DADA YAMAGATA

公開日:2026.3.16 最終更新日時:2026.3.16

美しく暮らす。東北の建築家・建築会社が提案するデザイン住宅


「良いデザインの家」とは、見た目も間取りも、省エネ・省コストにつながる住宅性能も、トータルに考えデザインされた家。Replanでは「美しく暮らす 東北のデザイン住宅2026」の発刊に合わせて、そんな家づくりに取り組む東北の住まいのつくり手の声をお届けしていきます。

今回は、宮城県を拠点に東北一円で注文住宅を手がける建築工房DADAの渡辺 恭兵さんです。

ちゃんと考え、きちんとつくる

建築工房DADAでは、当たり前のように思われる「ちゃんと考え、きちんとつくる」をキャッチフレーズに、デザイン・機能・コストのバランスを考慮しながら環境にも配慮した、お客様が楽しくて幸せになる家づくりを心がけています。そのため、DADAの家には決まったスタイルがありません。なぜなら、理想の家はご家族ごとに違うからです。

常識や既存のカタチにとらわれず、ご家族の個性や感性を取り入れた暮らしを自由に発想していき、一つひとつのご家族に合った住宅をつくることが大切であると私たちは考えています。固定観念にとらわれる必要はありません。楽しく幸せに暮らせる家づくりを目指しましょう。

 

互いに干渉しない、長屋の魅力

既存樹木を生かした角地の外観
既存樹木を生かした角地の外観

この建物は弊社の山形での拠点としての活用を含め、長期的なビジョンを持って計画したプロジェクトで、1つの敷地に2住戸を組み合わせた建築です。お互いに干渉しないようにレイアウトしていて、敷地内の西棟は施主の暮らすメゾネット、東棟の平屋はモデルルームとしています。

西棟は広めの玄関ポーチを備え、ワンちゃんとの共生・在宅ワークを想定して1階にLDKを配置しています。2階は水まわりとプライベートスペースで構成し、ドッグランにも活用できる広いルーフテラスからは角地の開けた景観を楽しめます。

西棟のLDKは採光や照明の光をやわらかく広げるために、アール天井を採用
西棟のLDKは採光や照明の光をやわらかく広げるために、アール天井を採用
ワンちゃんとの共生を踏まえて設計した広い玄関
ワンちゃんとの共生を踏まえて設計した広い玄関
将来間仕切り可能な寝室
将来間仕切り可能な寝室
ドッグランにも活用できる西棟のルーフテラス  
ドッグランにも活用できる西棟のルーフテラス

東棟はガレージを設け、玄関とテラスに直接アクセスできるようにデザインしました。いずれは事務所や賃貸にも転用できる想定です。角地には既存の樹木があり、それを生かして坪庭を配置。断熱材や造作材など新たな試みも垣間見える仕上げを意識し、暖冷房については壁掛けエアコン1台で全館空調となるシステムを構築しました。

モデルルーム前はベンチと植栽でお出迎え
モデルルーム前はベンチと植栽でお出迎え
東棟のプライベートなテラスは玄関とガレージをつなぐ動線にもなる
東棟のプライベートなテラスは玄関とガレージをつなぐ動線にもなる
対面キッチンにカウンター形式のダイニングを計画
対面キッチンにカウンター形式のダイニングを計画
リビングは一部天井を高くし、安定した採光を確保
リビングは一部天井を高くし、安定した採光を確保
寝室からは既存の樹木を生かした坪庭を楽しめる
寝室からは既存の樹木を生かした坪庭を楽しめる

 

■建築DATA
山形県山形市・Wさん宅、モデルルーム 
家族構成/夫婦30代、子ども1人
構造規模/木造・2階建て
延床面積/189.21㎡(約57坪)

設計/(株)建築工房DADA 渡辺 恭兵
施工/(有)菅工業

撮影/フォトスタジオ・モノリス

会社情報
社名 株式会社 建築工房DADA
URL https://dada-arc.com
Replan SUMAIナビ https://www.sumai-navi.jp/companies/d10051

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