さまざまな木の色合いや特性を生かしてつくり上げられたリビング。トチの一枚板を使ったテーブルがアクセントに。暖房はテレビ台の下に設置されたFF式床下暖房機がメイン。通気口から出る温風で全館をふんわりと暖める

「寝室は1階に」「仏壇と神棚が置ける和室をつくりたい」という要望のもとつくられた、吹き抜けのある2階建ての住宅。生活空間は1階に集約し、2階部分を明かりとりや趣味の空間として使うスタイルです。床材にはアカシアやスギ、南部アカマツの梁が支える天井には秋田スギ、大黒柱には見事な青森ヒバを使用し、建具の一つひとつを住まいに合わせて加工した木に包まれる住まいです。

◎家族構成/夫婦70代
◎構造規模/木造(新在来工法)・2階建て
◎設計・施工/(有)林工務店

寝室からリビングへ向かう生活動線上にカウンター形式のキッチンを配置。料理をしながら会話も楽しめる

和室からLDKを望む。ダイニングとの仕切りとなる夏障子も、林工務店の建具職人が製作

家具や建具、幅木やまわり縁など木部の加工はすべて自社加工。適材適所の木の住まいづくりを得意とする
階段の踊り場は2階床より一段低いスキップフロア仕様。「階段の途中で少し休むようなスペース」と林陽一社長
2階にも南と東に開口部を設置。明るさはもちろん八甲田連峰も望める眺望のよさが自慢
青森県産スギ板を使用した外観。ウッドロングエコのみを使用し、年月が経つとシルバーグレーに変化していく
玄関を入るとふわりと木の香りに包まれる。木肌の美しさを生かしたシンプルなデザイン