ロの字形の家、広いリビング、外からの視線が気にならない空間、という希望を実現するために、「こぶしを握って少し開いたような」形となった住まい。28帖の広間は南向きの大きな木製サッシを通して中庭とつながっているので、視覚的にはそれ以上の開放感があります。キッチンから回遊できる水まわりなど、ストレスない動線が快適性を高めています。

◎家族構成/夫婦40代、子ども1人
◎構造規模/木造・2階建て
◎設計/SUDO設計
◎施工/SUDOホーム(須藤建設)

 
高い位置にある窓がプライバシーと採光の両方を確保。個性的な照明、一部梁現しの天井などが空間を引き締める
階段下スペースも使って広くした玄関。階段上右側はロフト収納
玄関から奥に進むと約9帖の寝室が。変形敷地の影響で一部鋭角になっている角には、テレビを置いて有効活用
玄関前の壁上の空間を通じ2階からの光が1階の広間(写真奥)に届く。 Sさん宅の個性的な照明は主に奥さんのセレクト
2階には9帖の子ども部屋と3帖のウォークインクローゼット、ロフト収納のみ。当初平屋の予定だったが子ども部屋を広くすることになり2階建てに