Replan（リプラン）WebMagazine

新旧の素材が交差する住居兼アトリエのリノベーション

2022.1.14 北海道札幌市

エープラス名古屋英紀建築設計室一級建築士事務所

陶芸家のお施主さんが、長く住んできた実家を住居兼アトリエギャラリーにリノベーションした住まい。家族の記憶を刻んだ既存の構造やタイル、ガラス、建具などを活用しながら、1階を多目的な創作活動エリア、2階をプライベートな休息エリアとするプラン。ガラス張りの工房やモールテックスの造作キッチンを備えたギャラリーカフェのような空間に生まれ変わりました。

◎家族構成／本人50代
◎構造規模／戸建て（築45年）
◎設計／エープラス名古屋英紀建築設計室一級建築士事務所
◎施工／（株）トラストリフォーム

既存のリビングと和室2間はひとつづきの空間となり、ある時にはギャラリースペースとして、またある時には作業中の休息の場として忙しいYさんの日々を支える

裏庭や河畔林の風景や光の移ろいを暮らしの中で楽しめるよう、既存の和室の開口は、ボリュームを敢えて絞って、ピクチャーウインドウに変更。時には窓の向こうに野鳥やエゾシカの姿も見えるそう。Yさんは「今まで意識しなかった周りの自然の豊かさを再発見することができた」という

既存のガラスブロックやタイル、モザイクの床板などを残しながら、玄関ドアを断熱性に優れたスチールドアに交換したり、冷気を止める収納式の引き戸を新たに設えるなど、寒さ対策も万全。1階の和室で用いられていた雪見障子は、2階の仕切り扉として再利用。思い出や元からあるものの良さを生かしながら、さらに使い勝手の良いものに変化させる楽しみがある

既存のガラスブロックやタイル、モザイクの床板などを残しながら、玄関ドアを断熱性に優れたスチールドアに交換したり、冷気を止める収納式の引き戸を新たに設えるなど、寒さ対策も万全。1階の和室で用いられていた雪見障子は、2階の仕切り扉として再利用。思い出や元からあるものの良さを生かしながら、さらに使い勝手の良いものに変化させる楽しみがある

幼いころから親しんできた建物は、水まわりが耐用年数を超え、住宅性能も劣化していた

幼いころから親しんできた建物は、水まわりが耐用年数を超え、住宅性能も劣化していた

既存のガラスブロックやタイル、モザイクの床板などを残しながら、玄関ドアを断熱性に優れたスチールドアに交換したり、冷気を止める収納式の引き戸を新たに設えるなど、寒さ対策も万全。1階の和室で用いられていた雪見障子は、2階の仕切り扉として再利用。思い出や元からあるものの良さを生かしながら、さらに使い勝手の良いものに変化させる楽しみがある

既存のガラスブロックやタイル、モザイクの床板などを残しながら、玄関ドアを断熱性に優れたスチールドアに交換したり、冷気を止める収納式の引き戸を新たに設えるなど、寒さ対策も万全。1階の和室で用いられていた雪見障子は、2階の仕切り扉として再利用。思い出や元からあるものの良さを生かしながら、さらに使い勝手の良いものに変化させる楽しみがある

会社情報: 社名エープラス名古屋英紀建築設計室一級建築士事務所; URL https://www.instagram.com/a_plus_nagoya/; Replan SUMAIナビ https://www.sumai-navi.jp/companies/d10079