一本一本表情の異なる古材が組み上げられてできるダイナミックな空間が、訪れる人を魅了する

岩手県南部に125年ほど前に建てられた豪農屋敷を移築再生した住まい。内部の間取りは、柱の位置を残して総取り換えと言っていいほどの変更を実施。仕切りを極力排除し、吹き抜けで開放感を高めたLDKを中心に、現代の暮らしに合わせた空間や動線を実現しています。高断熱・高気密施工に加え、1階には床暖房も導入し、古民家でありながら、高い性能を備えています。

◎家族構成/夫婦30代、子ども1人
◎構造規模/戸建て(築125年)・移築
◎設計/(有)ササキ設計
◎施工/(株)クレア平塚

重なり合う柱や梁が120年以上前の気仙大工の精緻な仕事ぶりを物語る

スタイリッシュなステンレスキッチンは足元に空間があるため、ロボット掃除機がスムーズに稼働できるのもポイント

床暖房で冬場でも暖か
リビングの一角には畳コーナーもレイアウト。ゆったりとくつろげる空間だ

天井は最も高いところで9m以上と開放感抜群。採光や通風を考慮に入れた窓の配置も絶妙だ

古民家。Before
古民家。Before
リビングの一角に設けられたパソコンコーナー。ご主人お気に入りのアンティーク時計が趣を添える
主寝室。奥さんたっての要望でルイス・ポールセンの照明を取り入れた

キッチンと浴室をつなぐホールには、階段や奥さん専用のカウンターデスクを配置

吹き抜けの玄関。アンティークガラスを用いた建具や照明が印象的だ
水まわりは現代的に。清潔感が漂うシンプルモダンな洗面ボウルを採用

玄関ドアも古い家で使われていた蔵戸を取り寄せ再利用するというこだわりようだ

古民家。Before
古民家。Before

どっしりと重厚感ある佇まい。元の家は寄棟の茅葺き屋根だったが、土地の形状等に合わせて切妻屋根に変更している

蔵戸を再利用した玄関が古民家の雰囲気にしっくりと溶け込む

古民家。Before
古民家。Before