時代が変わっても変わらない魅力を発し続ける「本物」を取り入れた家づくりを提案するUs Style(アススタイル)。その原点は「お客様との価値観の共有にある」と久保田社長は話します。日常を贅沢な時間に変えてしまうデザインの力とは。

モデルハウス「Authentic」の室内。リビングの向こうにはアイランド型のキッチン。キッチンカウンターには鉄脚がついており、システムキッチンのような圧迫感がない

「本物」が持つ普遍的な格好良さを住まいに

たとえばヨーロッパやアメリカのヴィンテージ家具の持つ存在感や、ブルーデニムジーンズの無骨な味わいなど、時代の中で磨かれ、その価値を高めてきたアイテムの数々。それら「本物」の魅力を、住まいの中に自在に取り入れた家づくりを信条とするUs Style。久保田功輝社長は「本物と呼ばれるものには普遍的な格好良さがある。そういう価値観を、家づくりを通してお客様と一緒に共有していきたい」と話します。

盛岡市の西南地区にある同社のモデルハウスは、まずその外観に惹き付けられます。ファサードは赤味のあるレッドシダーの下見張り壁と白いサイディングのツートンカラー。開口部は大きく取られ、ウッドデッキには屋根を支えるかのごとくそそり立つ金属製の柱が3本。大胆でありながら上質感漂うデザインは、海やアウトドアを愛するアメリカ西海岸のライフスタイルをイメージ。ラフな雰囲気の中に、ワンランク上の暮らしを予感させる佇まいです。

レッドシダーの壁とウッドデッキ、アイアンメッキ仕上げの鉄柱が西海岸のビーチハウスを彷彿とさせる

夏の海のような鮮やかなブルーの玄関ドアを開けると、コンクリート土間の向こうに広がるのは高さ5メートルの吹き抜けのリビング。玄関からのアプローチをあえて長く取ることで得られたドラマチックな開放感と、選び抜かれた家具や調度品、個性的なグリーンとの相乗効果でさらに魅力アップ。アイランド型のシンプルなキッチンの横にはコンパクトなダイニングを配し、オイル塗装のアカシアの床と純白の壁が空間全体のまとめ役に。大きな開口部から注ぐ陽光とシーリングファンが、好きなものに囲まれて暮らす満ち足りた時間を刻んでいます。

家に居ることが贅沢な時間になる。Us Styleの提案するオーセンティックな暮らしがここにあります。

2階への階段はスケルトンにして開放感を確保。階段下のスペースもグリーンを飾ったりマウンテンバイクを置いたりと活用

価値観の共有からはじまる家づくり

「私の父は古道具好きで、幼い頃からまわりには時代を経たものがありました」。自らの原点をそう振り返る久保田社長。現在、生活の場は故郷の宮古市におき、県内各地を飛び回る仕事の相棒はアメリカ製のダッジ・ラムバン。休日にはドライブスルーで昼食を調達し、夫婦揃って海に行く…。「好きなものは海、車、そしてリーバイスのヴィンテージデニム」と笑います。

Us Styleでの家づくりも、こんな風にライフスタイルや趣味などのヒアリングからはじまります。「大事なのは好きなものや心地いいことなど、お互いの価値観を共有すること。それを経た上でお客様一人ひとりに寄り添った住まいを提案できると考えます」と久保田社長。ハウスビルダーとして家づくりのスタイルや建築パターンを固定化していないのも、お客様に住まいへのイメージを自由に膨らませてほしいから。この空間に欲しいもの、必要なものは何かをパズルのように組み合わせていくなかでオンリーワンの住まいが完成します。

自由な発想を生かすには、ときに日本特有の家づくりのセオリーから外れる場合も。
「部屋は壁で仕切るという固定概念をやめれば大空間を確保できる。どうしても必要な場合は、家具で仕切ればいいんです。間取りもリビングは南と決めつけず、風景やプライバシーなどを考慮してレイアウトしてもいいのではないでしょうか」。
もちろん快適な空間づくりには、守るべきルールも。「開口部はできるだけ大きく取り、カラーリングはバランスを意識。内装にも素材感を生かすことが大事です」と久保田社長は、極意を話します。
社名のUs Styleは「私たちのスタイル」の意味。誰もが憧れるライフスタイルを、ここ岩手から発信しています。

2階から見下ろすリビング。階段横の壁は足場板を再利用、リビングの床はオイル塗装のアカシア。木の質感が空間に柔らかさをもたらす

自分らしい暮らしの秘訣とは?

自分らしく暮らす、それはかなり難しいことと思うかもしれませんが、無理にカッコなんてつけないで自然体でいるのが一番。そうは言っても自然体でいるには、自分が心地よく過ごせてリラックスできる場所が必要になってきます。住宅という場所は人間生活の基本ですが、そこで漫然と暮らすのではなく、家具や生活道具などはできるだけ普遍的な価値を持つものを選び、生活空間をブラッシュアップさせていく方がいい。そうやって自分なりのこだわりを発揮していけば、より上質な暮らしが手に入ると思います。

家は長い時間を過ごす場所ですから、10年後には家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルも変わっていくでしょう。そうやって変化しつつも心地よく過ごせる場であること、なにより家族全員が「帰ってきたい」と思えるような住まいが理想です。そんな風に豊かに、かつ自分らしく暮らせるあなたの家を、全身全霊を込めてつくっていける自信があります。(久保田社長・談)

リビングにはヴィンテージのデニムをディスプレイ。好きなものに囲まれて暮らす、満ち足りた時間

NEW MODEL Authentic

Us Styleの提案するオーセンティックな暮らしを、モデルハウスで体感してみませんか?

POINT 01. 住まいの印象は外観から海を感じるファサード

開口部の大きさに加えレッドシダーの外壁に映えるよう計算されたウッドデッキの金属柱など、ダイナミックかつモダンな雰囲気のファサードは、この住まいの「顔」と言える場所。玄関ドアは海をイメージしたブルー。

POINT 02. アプローチを長く取り開放感を高めるテクニック

玄関土間からリビングまでのアプローチを細く長く設け、空間を縦長に見せることで、奥のリビングの吹き抜けがさらに強調され開放感は倍増。大きな開口部と白い壁、階段をスケルトンにしたことによる相乗効果も。

POINT 03. 素材感を意識した選択白壁は「考える余白」

無垢材とアイアン(金属)の組み合わせなど、異素材の合わせ技が印象的。壁は白を基本としているのは、絵のキャンバスのように自由にコーディネートできるから。施主自身が住まいを考える「余白」を白い壁で表現。