今の季節、ヘルシンキの街中には屋台が立ち並んで、夏ならではの食べ物を楽しむことができます。

あまり馴染みがないかもしれませんが、フィンランドの夏の風物詩といえば、「いちご」と「ヘルネ」とよばれるえんどう豆。この店ではいちごが断然売れているとのこと。

これが「ヘルネ」。このまま生で食べます。皮をあけると小さなやわらかい豆が6粒ほど入っています。この2つが屋台に並び始めると、「夏が来た!」と実感します。

また夏といえばアイスクリームも欠かせません。が、かもめが狙っているので要注意。写真でもわかるように、パラソルの上にかもめが止まって隙を狙っています。ヘルシンキは海が近いので、夏になるとかもめが多くいるのです。

 

フィンランドではほとんどの人が、7月に夏休みをとります。子どもだけでなく、大人も4週間の夏休みが普通です。デパートやスーパーは開いていますが、個人でやっているレストラン、ショップなどでは、このような張り紙をよく見かけます。

「6月22日から7月29日まで休みます。7月30日から営業します。」

隠れ家的なお気に入りのレストランやカフェほど、この時期はお休みになります。残念ですが仕方がありません…。建築事務所もお休みになるところが多いです。はじめは驚きましたが、これが北欧では普通のこと。問い合わせのメールをしても、休業期間を知らせる自動返信メールがすぐ送られてきて、4週間待たなければならないということもあります。「自分も休むのだから、他の人が休んでいて多少不便でもしょうがないよね」と受け入れるのが北欧流のようです。社会全体として、時間の使い方や暮らしに対する考え方が、日本とはずいぶん違うなと感じます。