ビンテージ感のある本物の素材を散りばめた、インダストリアルデザインの家。もちろん住宅性能にもこだわりたい。そんな願いを叶えるべく、Yさんご夫妻が新築を依頼したのはTo Casaでした。
「以前住んでいたアパートが夏暑く冬寒かったことから、デザインと同等に性能も重視していました。代表の並みならぬ高性能な家づくりへの情熱にも触れて、この会社にお願いしたいと心から思いました」。
2021年春に完成した新居は、夏涼しく冬暖かい快適性に加え、雨が降っていても気がつかないくらい静かだそう。家族みんなが外部環境を意識することなく、自然体で暮らせています。
新居にはYさんご一家のほか、ご夫妻のお母さん2人も同居予定。ご夫妻はお母さんたちにとっても快適な家であることも強く希望していました。To Casaは、明るい南側に大きなウッドデッキを配し、その両側にお母さんたちの部屋を配したコの字のプランを提案。「要望してもできないことについて、納得のいく説明をしてもらえたことで、より信頼感が増しました」。
個性豊かな素材が楽しいハーモニーを奏でる新居は、ご夫妻が思い描いたとおりのマイホームでした。「私たちと工務店の皆さん、大工さんが協同プロジェクトを組み、アイデアを出し合ってつくり上げたからこそ、自分たちらしい家ができたと感じています」と、Yさんは笑顔で語ってくれました。
大前提として、羊毛断熱材やトリプルガラスの採用で実現した北海道基準を超える断熱性能(UA値0.30以下)をはじめ、高い気密性能(C値0.30以下)、耐震等級3(最高ランク)など、安心・快適に暮らしていただくための住宅性能を確保したうえで、「アメリカン、インダストリアルなテイストをベースに、本物の素材・古材などを生かした住まいにしたい」というご夫妻のこだわりには、長い目で考え後々不具合が出ないように配慮し、エイジング加工の木材や本物のテイストに近いものを提案しました。お引き渡し後も、インテリアをよりご夫妻らしく楽しんでいただけていることがとても嬉しいです。手をかけ続けることで、より「らしさ」にあふれた家に育っているように感じます。