屋根なりの勾配天井が空間を緩やかにつなぐ快適動線の平屋
Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。 SUDOホーム(須藤建設) / 登別市・Tさん宅 夫婦30代
叶わなかった家づくりの希望を
実現してもらえた幸せ
実はこの家を建てる前に、別の場所で別の会社と家づくりを進めていたというTさんご夫妻。しかし、納得のいく家づくりができないと判断し、いったん白紙に戻すことに。Tさんの職場の先輩がSUDOホームで家を建てていたことから同社にお願いすることになりました。「初めて打ち合わせでSUDOホームを訪れたときに、新居に対する自分たちの希望やイメージを、その場ですぐにスケッチに落とし込みながら形づくってくれて驚きました」と、Tさんは振り返ります。
ご夫妻は家づくりにあたり、リビングに大きな窓をつくりたいという夢を持っていました。しかし他社では難しいと断られたそう。そんな中、「SUDOホームでの家づくりは『できません』と言われたことがなかったんです」と、ご夫妻が口をそろえるように、SUDOホームでは木製サッシでその希望を見事に実現してくれました。樹脂サッシよりも強度が優れた木製サッシは同社の標準仕様。見た目も美しく、存在感抜群です。


完成から半年後には大開口からつながるウッドデッキを設置し、庭へのアクセスには主にこの窓を利用するようにもなりました。庭には奥さんの新しい趣味となった家庭菜園もあります。

時間をかけてたどり着いた
自分たちにちょうどいい家
大開口から明るい陽が射すLDKは24帖と広々。食事時に限らず気が向いたらよくキッチンに立って料理をするという奥さんと、リビングでゆったり過ごす時間を楽しむというTさん。仕事の都合で休日を合わせにくいご夫妻にとって、それぞれ別にくつろいでいても「一緒にいる」感覚が持てる広いLDKは大事な空間です。
Tさんからは天井を高くしたいという希望がありましたが、コストを抑えるために窓側を高くした片流れの屋根なり天井となりました。しかしリビングと玄関の間仕切りは上部を空けることで奥行きと開放感を持たせ、実際の面積以上の広さを感じます。また、それぞれの空間を緩やかにつなぐことでどこに行くにもストレスがなく、風通しのいい「ワンルーム」のような使い勝手になりました。


お願いする会社を変更し、土地探しもやり直すなど完成まで紆余曲折あった家づくり。薪ストーブやリビングに土間を設置することも当初は考えていましたが、時間が経つにつれ、今後の生活に必要なものが絞り込まれていったそう。年月をかけた分だけ自分たちに合った家をつくることができました。


他社で設計までしてもらっていたのですがしっくりこないというか、営業の方が間に入っていたので、こちらの意図が伝わっていないという感じがありました。SUDOホームでは、設計担当の方が初めての打ち合わせから対応してくれて、安心してすべてお任せできそうだと思えましたし、木を多用した家の雰囲気が好きだったことも決め手でした。実は、SUDOホームは金額的にハードルが高いと思っていたのですが、標準仕様が充実しているので、他社でオプションで加えるなら最終的には同じくらいになるんじゃないかと考え、お願いしました。(Tさん談)
- SUDOホーム<須藤建設(株)>
- 創業1918年。SUDOホームは「土地が家を決め、人でいえが決まる」を設計コンセプトとした、道産材を活用した地産地消の家づくりを行っています。標準仕様は外装材に道南スギ板張り、開口部は木製サッシ・トリプルガラス、内部は道産無垢床材、しっくい塗り壁などの自然素材を使用。 また、すべての家づくりを、一級建築大工技能士・一級建具製作技能士を有する自社技能職が担当します。
- 対応エリア
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