家族が自然体で暮らせる。小鳥が憩う20.5坪の平屋の住まい
Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。
(株)丸三ホクシン建設 / 札幌市・Kさん宅 夫婦50代、子ども1人、犬
家族みんなが暮らしやすい
自然素材の終の棲家を
中古で購入した築35年超の住まいで、足が不自由な息子さんと暮らしていたKさん夫妻。2階建ての旧居は3人家族には広過ぎて、冬はとても寒かったといいます。そのうえ、外出時に車椅子が必要な息子さんにはいろいろと不都合が多く「将来的にここに長くは住めないと思っていました」と、奥さんは当時を振り返ります。
住み替えの地を探し始めて3年、ご夫妻は南区の住宅街で理想の土地に出会います。「雑木林に隣接する89坪の敷地は、自然豊かな土地に終の棲家を建てたいという私たちの願いと予算にピッタリでした」。


土地を購入した後、「自然素材を生かした温かな雰囲気とデザイン性に惹かれた」という丸三ホクシン建設と一緒に家づくりを開始しました。
奥さんはの主な要望は、土間と薪ストーブ、造作のキッチン、カーポートなどを備えた平屋。それを受けて丸三ホクシン建設が提案したのは、雑木林を室内空間に取り込む大開口を設け、屋外と緩やかにつながる住まいのプランです。また、同時に長期優良住宅の基準をクリアする高い性能を備えることで、寒さに強い住まいづくりも目指しました。


長年の不便・不満をすべて解消
冬も暖かく、安全で暮らしやすい家
2023年11月、Kさんご一家が待ちわびていた新居が完成しました。玄関を開けると突き当たりの薪ストーブまで庭に沿って通り土間が伸び、2面に設けた大開口からの光と雑木林の風景が室内に心地よい広がりを感じさせます。




LDKと個室は、通路を兼ねた水まわりでコンパクトに結ばれていて、息子さんが自身の力で行き来しやすい設計に。内装には、浮造り仕上げのスギ無垢フローリングやカラマツ合板の天井、造作キッチンの壁には江別産のシックな色合いのレンガを用いるなど、自然素材の温もりが満ちています。



Kさん宅の家づくりでは、車椅子に乗った息子さんが土間から室内に移動しやすい床の高さ、水まわりやトイレの動線、手すりの位置などが慎重に検討されました。「そのかいあって、息子が自分一人でできることが以前よりも増えました。この家は3人暮らしにちょうどいいサイズ感。隅々まで暖かいですし、これまでの不便と不満が一気に解消されました」と、奥さんは声を弾ませます。



緑の季節には庭で野菜づくりに励み、冬は自作のバードテーブルに集う野鳥たちの姿や薪ストーブの炎を眺めるのが日常の楽しみになっているそう。約20.5坪(外物置を除く)とコンパクトな平屋の住まいで身近な自然に親しむ日々が、ご家族の心のゆとりや豊かさを育んでいます。
間取りプランの打ち合わせをしているとき、設計担当の兼田さんが私たちのイメージをその場でさっとスケッチ画にしてくれました。それは思い浮かべていた住まいそのままで、兼田さんの住まい手に寄り添う姿勢が伝わってきました。
新居に住むようになって今までの不便も解消され、これまでしていなかった梅干しや漬物、干し柿などの手間仕事も日々の楽しみになりました。ここはまさに「暮らしをつくる家」。小さな平屋で暮らしを重ねるほどに、心が大きく、豊かになっていくように感じられます。(奥さん談)
- 会社情報
- 社名 株式会社 丸三ホクシン建設
- URL https://www.hokushin-k.jp
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