羊蹄山と森の緑が間近に迫る、眺めのいい山麓の住まい

公開日:2026.7.1 最終更新日時:2026.7.1

Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。

SUDOホーム(須藤建設) / 倶知安町・Hさん宅 夫婦50代、子ども1人


これからの楽しみを蓄える
新たな暮らしの箱づくり

職を得たことがきっかけで、倶知安町を定住の地と決めたHさんご一家。家を建てて12年後、公共工事の用地買収のため立ち退くこととなり、新たに羊蹄山麓の土地を購入し、2度目の新築をSUDOホームに依頼しました。

約500坪の敷地に程よい距離感をもって並ぶ2棟の家。2階に設えた横長の5連の木製窓と片流れ屋根がシンプルな外観のアクセントになっている。最初に建てた右の住まいの素地仕上げにした道南スギの外壁は、歳月と風雪に洗われてセピア色に

「数名の友人がSUDOホームで新築していて、どの家も木をたくさん使いながらテイストが多彩。僕らが目指す住まいも、ここなら必ず実現できると思いました」とHさん。

担当者とじっくりプランを練ったことで、1階に暮らしの中心を置いた住まいは内と外がつながり、自然を身近に感じられる理想どおりの環境だったといいます。

新たに建てた住まいの外壁にも、経年変化を楽しみたいというご夫妻の要望で素地仕上げのスギ板を採用
冬も車の出し入れがしやすいビルトインガレージを備えている
木の外壁と玄関ドア、レトロな門灯、奥さんがつくった寄せ植えが温かな雰囲気を醸し出す玄関ポーチ

「SUDOホームの家に住み始めて5年ほど経って、ふと定年退職後の暮らしを考え、2軒目の家は民泊施設として活用してはどうかと思い始めました」と、奥さんは3度目の新築を思い立った理由を話します。そして、ご夫妻のライフスタイルや好みを熟知しているSUDOホームと再びタッグを組んで、新たな家づくりに取り組み始めました。

シューズクローゼットの建具はSUDOホームの自社工場で製作したもの。左手の扉はビルトインガレージにつながる。DIY好きなHさんが建築廃材でつくった花台が、ゆったりとした空間のアクセントに
1階廊下には、羊蹄山を巧みに切り取った採光窓を設置。階段下は収納スペースとして活用

恵まれた立地を生かした
眺望絶佳な終の棲家

階段を上ると窓越しに羊蹄山と山麓の緑が迎えてくれるリビング。窓越しに見える四季の移ろいも、恵まれた立地がもたらす唯一無二のインテリア

今回の家づくりで、SUDOホームは生活の中心を2階に置いたプランを提案。「これから民泊施設となる平屋的な間取りの隣家と生活動線を高低差で分離するという考え方は、嬉しい驚きに満ちたものでした」と奥さん。

リビングの一角には、独立した息子さんが泊まれるように、収納式オリジナル引き戸で完全個室化できる小間を設けた

2026年4月、ご夫妻の終の棲家となる住まいが完成。ゆったりと設えた玄関ホールからLDKを設けた2階へ上ると、横長に連なる窓越しに羊蹄山と山麓の森が迫ってくるようです。

ダイニングと近接するキッチンは、ご夫妻のコミュニケーション空間。「住んでみるとあったらいいなと思うものも多く、家事をしながらDIYが得意な夫にいろいろお願いすることもしばしばです」と奥さん

2階にいても、目線の抜けの良さが外とのつながりを感じさせてくれます。ハルニレやカラマツなどの道産材を用いて仕上げた明るく開放的な室内空間もまた、自然の温もりに包まれるよう。

造作収納を備えたパントリーには、冷蔵庫の設置スペースも確保。料理好きな奥さんが使い勝手の良さを追求した
1階のゆとりあるユーティリティには、洗濯家事が1ヵ所で完結するよう、造作収納カウンター、物干し、スロップシンクを備えた
玄関ホール、ランドリーに隣接してトイレの手洗いも兼ねた洗面台を配置。帰宅後もすぐに手が洗える

「隣家とテイストはやや異なりますが、ここもまた自分たちの好きなモノ・コトを突き詰めた住まいです。多くを語らずとも、それを分かってくれたパートナーに出会えたことも、家づくりで得たかけがえのない財産だと感じています」と、Hさんは笑顔で話してくれました。


昔から「家は3軒建てないと…」とよく言われますが、住み替えで暮らしや年齢の変化によって暮らしやすさの定義が変わることを知りました。終の棲家として建てたこの住まいもまた、歳月の流れの中で微調整が必要になってくるでしょう。そのときもまた、設計担当者とその変化にしなやかに対応できる住まい方を一緒に考えていきたいと思っています。住まいは引き渡されたときが完成形ではなく、その後が本当の始まりなのだと改めて実感しています。(奥さん談)

会社情報
SUDOホーム<須藤建設(株)>
創業1918年。SUDOホームは「土地が家を決め、人でいえが決まる」を設計コンセプトとした、道産材を活用した地産地消の家づくりを行っています。標準仕様は外装材に道南スギ板張り、開口部は木製サッシ・トリプルガラス、内部は道産無垢床材、しっくい塗り壁などの自然素材を使用。 また、すべての家づくりを、一級建築大工技能士・一級建具製作技能士を有する自社技能職が担当します。
対応エリア
札幌市、小樽市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、道央その他、室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、道南その他

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