家づくりのなかでも、キッチンは何かとこだわりたい場所。家事の中心にもなるキッチンは、家族構成や暮らし方、暮らすうえで大切にしたいことなどによって、ふさわしいカタチはさまざまです。特に最近は、キッチンで団らんの時間を過ごすご家族も増えていて、キッチンまわりの役割や存在感が大きくなっています。キッチンが中心のLDKのプランニングもよく見られるようになってきました。

とはいえ「キッチン中心のLDK?」とうまく想像できない方もいるのでは…? そこで今回は、こだわりのキッチンプラン8つを、図面と一緒に前編・後編に分けて紹介します。

Case1:コンセプトは「キッチンで暮らす」

ずばり「キッチンで暮らす」をコンセプトにつくられた空間。キッチンの作業台と連続したダイニングテーブルは造作で、デザインも統一されています。個性的な椅子は、ご夫婦が各所で探し集めたビンテージもの。リビングは、キッチンよりも一段上がったスキップフロアに。段差はベンチやテーブル代わりにも使え、お客様を招いてのパーティーなど、多様なシーンに柔軟に対応できるよう工夫されています。

 

Case2:家族の様子が見渡せる、スキップフロアの対面キッチン

天窓から柔らかな光が降り注ぐ2階フロアが、家族の暮らしの中心スペー スというこちらのお住まい。緩やかに上昇するスキップフロアは、吹き抜け空間に沿って広がる丘をイメージしてつくられました。キッチンに立つと、その先にあるダイニングやリビングにいる家族の様子が見渡せる点も◎ですね。

Case3:生活の中心は畳敷きのリビング・ダイニング

南面にサンルームを設けた畳敷きのリビング・ダイニング。座卓を囲んで食事をしたり、くつろいだり、さらには親子で布団を並べて寝たりするなど、生活の中心となる場所としてプランニングされています。キッチンの一角に設置したデスクは、家事コーナーや宿題スペースとしても大活躍。お子さんがキッチンまわりで過ごす時間が増えます。

Case4:アウトドア家族の土間リビング+カウンターダイニング

「アウトドア好きな一家が、室内でもその気分を味わえるように」とリビングの床を土間仕上げに。アイランド型のキッチンは天板が広く、ダイニングの役割も兼ねていて、キッチンの両側に動線をつくることで、子どもたちの動き、水まわりや2階への動線が重ならないよう配慮されています。こちらもキッチンの存在感が際立つプランニングです。

いかがですか? どれも家族の暮らしぶりが目に浮かぶような、個性的なプランニングですね。後編も参考になるキッチンプランが登場します。どうぞお楽しみに!

(文/Replan編集部)