NPO住宅110番」は、住宅雑誌Replanが長年にわたって育ててきたインターネット上の家づくりのための「世論の場」です。住まいの悩みに、住宅建築の最前線にいる専門家のみなさんが回答しています。この記事では同WEBサイトに寄せられた皆さんからの投稿・アドバイスを抜粋(一部修正)しReplan誌面に掲載したものをさらに厳選してお届けします。

Q 基礎部分の不具合について

質問者/東京都・結幹 充拓
記事No.14241/カテゴリ:工事ミス・トラブル

ご担当者様
お世話になります。
本サイトで我が家と同じような写真を見つけました。その写真について評価も書いてありますが、やはり心配になってしまいます。大変申し訳ありませんが、我が家の評価もお願いします。写真は3枚です。
・基礎部分の錆びです。このような錆が無数に存在しています。問題ないのでしょうか?
・基礎をガス管が貫通しています。
・排水溝が内側からコーキングされていません。
よろしくお願いいたします。

A:回答者/(株)福地建装/HQ住宅研究所 ファース本部 福地 脩悦

基礎コンクリートの下部に見える錆びは、施工時に金属片などを残したものと推察されます。特段の心配はないと思いますが、錆び止めや処置をしておくと安心です。

ジャバラ配管を大引きに貫通させています。設備屋さんが後付け施工で行ったように思われます。本来はこのように大引きに孔をあけてはいけません。しかしながら、このくらいなら強度的に問題になることはありません。

塩ビ配管は排水管だと思われますが、この布基礎の向こう側の状態が課題となります。
布基礎貫通であれば問題はありません。外部に突き出ているのであれば防水処理は必要になります。コーキングでの防水処理は外側から行うのが普通です。

質問者より

福地様
ありがとうございます。

「配管の貫通」ですが、安心しました。
「配水管」については、外部に突き出しています。ただ、外部から見ますとモルタルで塞がれていますが、コーキングされているかどうかは確認できません。

「錆び」の部分について、もう少しだけアドバイスください。金属片の残りとのことですが、床下が狭いため台所と洗面所だけしか潜れませんでしたが、このような錆びは1カ所だけではなく、無数に存在しています。そこで教えて頂きたいことは以下になります(別の写真を3枚添付します)。

金属片の残りとは具体的にはどんなものなのでしょうか?また、それが残っているということは、施工が雑ということでしょうか?それとも、残っていても一般的だということでしょうか?

お手数をお掛けします。よろしくお願いいたします。

A:回答者/(株)福地建装/HQ住宅研究所 ファース本部 福地 脩悦

錆の部分の上部に、短冊状に白く見えますが、コンクリート打設の際の抑え物の痕と思われます。その抑え物を止めていた釘などが錆びたものと見受けられます。

基礎コンクリート内部からの鉄筋錆は、膨張剥離で基礎そのものを破壊しますが、本件はコンクリート内部からの錆でなく、心配には及ばないと思われます。

総体的には、コンクリート表面のジャンカと云われる打ちムラもなく、綺麗に仕上がっていると思います。

質問者より

福地様
何度もありがとうございます。
安心しました。今後とも宜しくお願いいたします。

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