こんにちは。最近和菓子沼にハマりつつあるマーケティング事業部のMです。和菓子は洋菓子と比べ、1つあたりのカロリーが少ないのが嬉しいですし、日本茶とのペアリングを考えるのも楽しく、以前より食べる機会が増えてきました。

その中でも、地元民の友人たちにオススメしてもらい、あまりの美味しさに「これはリピしたい!」と感動した、札幌市内の和菓子店をご紹介したいと思います。

四代 嘉心(かしん)

円山の裏参道沿いから少し小道に入ったところにある、北海道内では老舗の和菓子店。

この日はゴマ団子こと「づくめ団子」と、夏季限定「蓮粉餅(はすこもち)」、「麩饅頭(ふまんじゅう)」、「どら焼き」をチョイス。

(左上)道産小豆を使用したつぶし餡をふわっとした生地で挟んだ「どら焼き」 (中央上)蓮粉に和三盆糖と和三盆糖の製造過程で出る糖蜜を混ぜ、ぷるんっとしたお餅に仕立てた「蓮粉餅」 (右上)生麩に餅粉と砂糖を加え、青海苔を混ぜ込んだ生地でこし餡を包んだ「麩饅頭」 (中央下)こだわりの黒胡麻を使用し、ほどよく和三盆を加えた「づくめ団子」

特に感動したのが名物「づくめ団子」。胡麻団子は好きでも嫌いでもなかったのですが、こちらの団子は程よい塩気と豊かな胡麻の風味でいくらでも食べられそうでした。
何より開けたときの見た目のインパクトがすごいっ!

敷き詰められた黒胡麻の下から団子を掘り出す作業も楽しい

箱一面にみちっと敷き詰められた黒胡麻に、思わず歓声を上げてしまいました。団子は5本入りでボリューム的にも満足感があります。

残った黒胡麻は料理にも活用できるそうで、レシピが箱に同梱されていました。その日の夕食は「ほうれん草の黒胡麻和え」、朝食には「黒胡麻とバターのトースト」にして美味しく頂きました。一度に三度美味しいとは、コスパ最強です。

福屋餅菓子舗 (もち菓子処 ふくや)

続いて、平岸通り沿いにある「福屋餅菓子舗」は、遠方からも常連が訪れる人気店です。ちょっと変わり種の名物「コーヒー大福」や「いちご大福」、「キウイ大福」といったさまざまな大福の他、「どら焼き」などの和菓子も販売されています。しかし、この日はいちご大福が売り切れだったため、泣く泣く断念(笑)

友人が大絶賛していた「コーヒー大福」。

おすすめは、やはり名物のコーヒー大福。求肥のような柔らかいお餅の中に、コーヒー餡と甘さ控えめの生クリームが入っていて、カフェオレのような味わいに。個人的には冷蔵した方が雪見だいふく感覚で食べられるので、おすすめです。

珈琲やカフェオレともよく合います。

キウイ大福は写真を撮るのをうっかり忘れてしまったのですが、こちらも求肥のような柔らかいお餅の中に、生クリームと甘酸っぱいキウイが半分ゴロッと入っていて、自分史上フルーツ大福のランキング1位に入るくらい美味しかったです。次はいちご大福を狙いたいなと思います。