Fさんご夫妻は第一子誕生を機に築10年の中古マンションを購入し、17年間暮らしてきました。しかし「いつかは、気に入った土地を見つけて戸建てに住み替えたい」と考えていたといいます。

背後の雑木林に溶け込むようなカラマツ板張りの素朴な外観。材をそろえた屋根付きカーポートも造作し、冬の暮らしに備えた
背後の雑木林に溶け込むようなカラマツ板張りの素朴な外観。材をそろえた屋根付きカーポートも造作し、冬の暮らしに備えた
造作カーポートから屋根を延ばした玄関アプローチ。雨や雪の日も車から濡れずに家の中へ入ることができ、ちょっとした屋外作業にも便利
造作カーポートから屋根を延ばした玄関アプローチ。雨や雪の日も車から濡れずに家の中へ入ることができ、ちょっとした屋外作業にも便利
玄関ドア開けると目の前に木質感あふれるLDKや開口越しの緑が広がる。擁壁を兼ねた西側基礎は、そのまま室内に採り込んでリビング・ダイニングの腰壁とした。コンクリートの壁は、夏は朝の冷気をため込み、冬は薪ストーブの炉壁も兼ね、薪火の熱を蓄える。「想定外の省エネ効果に、嬉しい驚きです」と奥さん
玄関ドア開けると目の前に木質感あふれるLDKや開口越しの緑が広がる。擁壁を兼ねた西側基礎は、そのまま室内に採り込んでリビング・ダイニングの腰壁とした。コンクリートの壁は、夏は朝の冷気をため込み、冬は薪ストーブの炉壁も兼ね、薪火の熱を蓄える。「想定外の省エネ効果に、嬉しい驚きです」と奥さん

そして、ご夫妻は2021年の春先、雑木林が裏手に広がる160坪の宅地と出会い、住み替えを決意。ご夫妻が思い描き続けてきたのは、木をふんだんに使った外壁や内装に薪ストーブ、素材感豊かな塗り壁、周囲の緑を採り込む窓、伸びやかな吹き抜けとオープンキッチンのある住まいでした。

木とレンガ、塗り壁で整えられたダイニング・キッチンに、ご夫妻が集めたアンティークテイストの照明や家具がしっくりとなじむ
木とレンガ、塗り壁で整えられたダイニング・キッチンに、ご夫妻が集めたアンティークテイストの照明や家具がしっくりとなじむ
バックヤード、リビング、2階への動線はすべて玄関から始まる
バックヤード、リビング、2階への動線はすべて玄関から始まる
玄関土間から玄関収納、ファミリークローゼット、パントリー、ユーティリティ、リビング・ダイニングへとつながる裏動線を採用。各収納空間には、容量たっぷりの造作棚が設けられ、雑多になりがちなモノや衣類を効率よく片付けられる
玄関土間から玄関収納、ファミリークローゼット、パントリー、ユーティリティ、リビング・ダイニングへとつながる裏動線を採用。各収納空間には、容量たっぷりの造作棚が設けられ、雑多になりがちなモノや衣類を効率よく片付けられる
キッチンに隣接してユーティリティを設け、洗って干すまでの作業が1ヵ所で完結する。右手奥は浴室
キッチンに隣接してユーティリティを設け、洗って干すまでの作業が1ヵ所で完結する。右手奥は浴室

「希望を叶えてくれそうな工務店をインターネットやリプランで探したら、大元工務店を見つけました。ここに僕らの夢を託したいと思いました」とFさん。要望を聞いた大元工務店は、玄関と土間、LDKが一体となった開放的なプランを提案。また、裏動線を備えた回遊プランも採用しました。

擁壁を兼ねた西側基礎は、そのまま室内に採り込んでリビング・ダイニングの腰壁とした。コンクリートの壁は、夏は朝の冷気をため込み、冬は薪ストーブの炉壁も兼ね、薪火の熱を蓄える。「想定外の省エネ効果に、嬉しい驚きです」と奥さん
多肉植物や観葉植物を育てるのが、昔から好きだったFさん。新居をみずみずしく彩るグリーンの多くが、旧居で大切に育ててきたもの
2階の階段ホールに立つと、隣家の庭が一望できる採光窓が正面に見える。繊細なラインを描くアイアンの手すりは、ご夫妻のお気に入り
2階の階段ホールに立つと、隣家の庭が一望できる採光窓が正面に見える。繊細なラインを描くアイアンの手すりは、ご夫妻のお気に入り
2階個室の塗り壁は、家族で仕上げた。自分の部屋になる個室の壁を塗ったのは、子どもたちにもいい思い出に。「自分たちの手を動かし、汗を流すことで、家を建てているという実感が味わえました」とFさん
2階個室の塗り壁は、家族で仕上げた。自分の部屋になる個室の壁を塗ったのは、子どもたちにもいい思い出に。「自分たちの手を動かし、汗を流すことで、家を建てているという実感が味わえました」とFさん
1階と2階は、雑木林の緑を採り込む開口を設けた吹き抜けでつながっている。「戸建てでなければ実現できない吹き抜けは長年の憧れ。その夢が叶い、大満足です」とFさん
1階と2階は、雑木林の緑を採り込む開口を設けた吹き抜けでつながっている。「戸建てでなければ実現できない吹き抜けは長年の憧れ。その夢が叶い、大満足です」とFさん

新居の玄関を開けると、目の前には木の香り漂うLDKが広がり、その開放的な空間に訪れた誰もが驚きの声を上げます。「充実したバックヤード空間が生活動線に合わせて設けられているので、家事がしやすく、LDKはいつでもきれいな状態を保てます」と奥さん。「戸建てならでは」と憧れていた大きな吹き抜けには、隣接する森の緑が染み込むような大きな採光窓も設置。「夢見た以上の戸建て暮らしが実現できました」と、Fさんも満足そうに話してくれました。

大元工務店は、道産材やレンガ、塗り壁など自然素材と手仕事を生かしながら、知恵を絞り、ご家族の叶えたい住まいと暮らしを“ともに”つくり上げる町の工務店で在り続けたいと考えています。

Fさんご夫妻が背後に広がる雑木林の豊かな緑に魅せられて購入した土地は、土砂災害特別警戒区域に指定された場所でした。法規上、万が一の災害に耐えうる構造が求められる土地でもありましたので、雑木林に面する西側に高さ2m超、厚さ35㎝の高基礎を設えて、擁壁を兼ねた頑強な構造を採用。その一方で、四季の彩りを室内からも存分に楽しめるように、開口計画にも力を入れました。自然の移ろいが染み込む住まいは、Fさんご一家にさまざまな楽しみを運んでくれることでしょう。