あっという間にGWから2週間が経ってしまいましたね。比較的過ごしやすい気候が多かったと思いますが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。

私は、GW中は混雑するので避けたのですが、先週久々に映画に行ってきました。作品は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」です。海外で公開後すぐ話題となり、4/28に日本でも公開されましたが、10日間で国内の興行収入が65億円を突破しぐんぐん売れている今作。世界の任天堂と、2007年に設立され「ミニオンズ」などで急成長している米Illuminationとのコラボという点も話題でした。個人的にはもちろんマリオ等の有名キャラクターは知っているものの、ゲーム自体は幼い頃に少しだけやったくらいなので、軽い興味で見に行きました。

まだまだ公開中なので大きなネタバレは避けますが、率直な感想としては「頭を空っぽにして純粋な気持ちで楽しめる傑作エンターテイメント」といった感じでした。劇場の大きな画面と音で、「見る」というより「体感する」楽しさがありました。特にアクションの見せ方が素晴らしく、各キャラクターをよく理解した動きと、熱のこもった画面のつくり方で、童心に帰って終始ワクワクしながら楽しめました。

印象的だったのが、映画が始まる前はソワソワしていた家族連れのお子さんたちが、始まると食い入るように見ているところ。幼少期に「家族で映画に行く」という経験(私の場合ポケモンやハリーポッターでした)は忘れがたい特別なものだったな〜と思い返したりもしました。

どのくらい良かったかというと、興奮のあまり、大人になってから初めて映画のパンフレットを買ってしまったくらいです 笑。他にも過去のゲームシリーズからのネタがたくさんあり、細部にまでこだわりを感じて、少しでもマリオに触れたことのある方なら絶対に楽しめると思います。

パンフレットには華やかなキャラクタービジュアルが載っており、キャスト・スタッフ陣のマリオに対する熱い思いが読み取れました

近年はコロナの影響を受けて、公開延期などが相次いだ映画産業。劇場価格も徐々に上がり、サブスクの台頭などもあって気軽に何本も見るものではなくなってしまったのかもしれませんが、劇場で見ることに意義のある作品はこれからも生まれ続けてほしいと思います。