土間が内と外をつなぐ。4人家族が暮らすナチュラルな30坪の平屋

公開日:2026.7.6 最終更新日時:2026.7.6

岩手で家を建てるなら注目すべき、地元の工務店をご紹介! 地域の特性を知り尽くした、高性能で快適な住まいをご覧ください。

(有)木の香の家 -木精空間- / 岩手県奥州市・Mさん宅 夫婦30代、子ども2人

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家づくりへの熱意を感じ取り依頼

田んぼと畑に囲まれた浮島のような土地に立つMさん宅は、外壁をスギ材で仕上げた約30坪のコンパクトな平屋。「快適な温熱環境はもちろん、土間があって自然素材を生かした小さな平屋にしたかった」と話すご夫妻の要望を具現化した理想の住まいです。

周辺に田園が広がるMさん宅。外壁のスギ材にはウッドロングエコを塗布していて、竣工から約2年が経ち、すでに茶色から銀色に変化しつつある。奥さんは当初、経年変化を楽しめる自信がなかったが、今では木材にしてよかったと思っているそう
周辺に田園が広がるMさん宅。外壁のスギ材にはウッドロングエコを塗布していて、竣工から約2年が経ち、すでに茶色から銀色に変化しつつある。奥さんは当初、経年変化を楽しめる自信がなかったが、今では木材にしてよかったと思っているそう
玄関ドアは無垢材の断熱ドア。約1mと通常より10cmほど幅が広く、荷物の出し入れが楽。玄関ポーチと住宅の間に溝を切って玉砂利を敷くシロアリ対策を施している
玄関ドアは無垢材の断熱ドア。幅が約1mと通常より10㎝ほど広くて荷物の出し入れが楽。玄関ポーチと住宅の間に溝を切って玉砂利を敷くシロアリ対策を施している

以前ご家族が暮らしていた戸建て住宅は、夏は暑く冬は寒い、快適とは言い難い住まいでした。そのため新築にあたっては、その悩みを解消することも大きなテーマの一つでした。

高性能住宅を手がける建築会社を探す中、ご夫妻は新住協のホームページで「木の香の家」に出会います。新住協は、環境にも人にも優しい住宅を普及する民間の高断熱技術研究機関で、お二人は新住協が提唱している考えに納得し、共感。地元を応援したい気持ちがあったため岩手支部会員から依頼先を選ぶことにしました。

玄関の収納は造作。棚の上にはお気に入りの置物やテーブルランプが飾られている
玄関の収納は造作。棚の上にはお気に入りの置物やテーブルランプが飾られている。リビングとの間仕切り壁は上部を開けることで圧迫感を軽減
玄関ホールには、愛犬のケージや靴を履くときに使うベンチ、アウターをかけるポールハンガーを置いている。冬は玄関まで暖かく、雪で濡れたものもすぐに乾く
玄関ホールには、愛犬のケージや靴を履くときに使うベンチ、アウターをかけるポールハンガーを置いている。冬は玄関まで暖かく、雪で濡れたものもすぐに乾く

「家づくりの依頼先とは、完成後も長くおつき合いができるいい関係を築きたいと思っていました。木の香の家のホームページは説明が丁寧で、高性能住宅を建てることに対する熱意も感じ、安心して任せられると感じたのが依頼の決め手になりました」と、Mさんは話します。

面積、素材、間取り、快適性――
どれも妥協しない理想の住まい

「前の家は広くて掃除が大変だったので、新しい住まいはコンパクトにしようと決めました」と奥さん。持ち物を再確認して、収納スペースを最小限まで削減。住まいの中心に据えたキッチンを起点に、どの空間へもアクセスしやすい間取りとすることで、家事動線を短くまとめました。

動線の起点に配したキッチンからはリビングもダイニングも見渡せて、子どもを見守りながら家事ができる
動線の起点に配したキッチンからはリビングもダイニングも見渡せて、子どもを見守りながら家事ができる
古道具屋で選んだ食器棚、趣味で集めている工芸品を置く飾り棚など、ご夫妻のお気に入りがたくさん詰まったキッチン。通路の幅が約1mあるので、大人二人が立っても余裕がある
古道具屋で選んだ食器棚、趣味で集めている工芸品を置く飾り棚など、ご夫妻のお気に入りがたくさん詰まったキッチン。リブ状の腰板はオーク材で仕上げた。通路の幅が約1mあるので、大人が二人で立っても余裕がある

パントリーは約2帖の広さ。外気温と同じ温度で食料を保管できる野菜庫を設置した
パントリーは約2帖の広さ。外気温と同じ温度で食料を保管できる野菜庫を設置した
シンプルな造作の洗面台。北に面したハイサイドライトから安定した採光が得られる。オフホワイトのタイルがアクセント
シンプルな造作の洗面台。北に面したハイサイドライトから安定した採光が得られる。オフホワイトのタイルがアクセント

約4帖の土間と約2帖のウッドデッキは、「家での日々の暮らしを満喫したい」というアウトドア好きのご夫妻の希望で設計されました。

土足で入れる土間は、内と外の区分けが曖昧な中間領域で、窓を開ければウッドデッキまでをリビングのように使えます。そこでの過ごし方は多様で、アウトドア用品の整備をしたり、椅子を置いて日向ぼっこをしたり、縄跳びをしたりと、ご家族は思い思いに楽しんでいるそうです。

約6帖のリビングと約4帖の土間。幅2.8mほどの大きな窓の外にはウッドデッキを施工した。同社で造作したソファが、空間にしっくりとなじんでいる
約6帖のリビングと約4帖の土間。幅2.8mほどの大きな窓の外にはウッドデッキを施工した。同社で造作したソファが、空間にしっくりとなじんでいる
土間は愛犬の生活スペースとしても活用。窓を開ければウッドデッキとシームレスにつながる
土間は愛犬の生活スペースとしても活用。窓を開ければウッドデッキとシームレスにつながる
ウッドデッキの前に植えた庭木は目を楽しませるとともに、リビングのさり気ない目隠しにもなっている
ウッドデッキの前に植えた庭木は目を楽しませるとともに、リビングのさり気ない目隠しにもなっている

また、ダイニングとつながる東側のウッドデッキは、より室内のような感覚で使うことができ、天気のいい朝には、ここで朝食を食べたりもしています。

外にウッドデッキを設けた7帖ほどの広さのダイニングは、キッチンの隣にレイアウト。水平方向の広がりを感じられるよう、天井高は2.2mと通常より20㎝低くしている。ダイニングの一角にはワークスペースも設けた

ナチュラルな素材づかいという要望に対しては、外壁と床にスギ材、天井には白く木目が美しいヘム材、化粧柱はアカマツ材と、いずれも無垢材を採用。壁はパルプが主原料の紙クロスで仕上げ、自然素材の優しい風合いを生かしました。

暖房は、高性能住宅だからこそ快適性を実感できる温水床下放熱器です。窓の下に配置したガラリから上昇する輻射熱がコールドドラフトを防止しつつ、室内をくまなく暖めます。家全体がムラなく暖かいので、冬でも寒さを恐れることなくストレスフリーで生活できます。

室内は木製の造作家具や製作建具、床や天井と、紙クロスやモルタル仕上げの土間などの素材感が美しく響き合う
室内は木製の造作家具や製作建具、床や天井と、紙クロスやモルタル仕上げの土間などの素材感が美しく響き合う
子ども部屋は当初5帖の予定だったが、新居の計画中に第2子の妊娠が分かり、急遽10帖に変更。いずれは壁を立てて2部屋にすることを想定している。コンセントは目立たないように通常よりも低く配置した
子ども部屋は当初5帖の予定だったが、新居の計画中に第2子の妊娠が分かり、急遽10帖に変更。いずれは壁を立てて2部屋にすることを想定している。コンセントは目立たないように通常よりも低く配置した
寝室には大容量の収納スペースを設けた。オープンで衣類の管理がしやすい。補助でエアコンを設置したものの、ほとんど使わないそう
寝室には大容量の収納スペースを設けた。オープンで衣類の管理がしやすい。補助でエアコンを設置したものの、ほとんど使わないそう

「担当の方とはもちろん、施工中には大工さんともいい関係が築けました」と、笑顔の奥さん。家の竣工は、ご家族にとっては第2の家づくりの始まりです。家のことを隅々まで知っている地元の工務店に見守られる安心感に抱かれなから、今日もMさんご家族はこの家で日常を営んでいます。

初めての打ち合わせでは、私たちの希望をより具体的に担当者と共有するために、イメージに近い住宅の写真をお渡ししました。その意図を的確にくんでもらい、最初から理想の間取りをご提案いただきました。

 

また設計中は各部屋の展開図や断面図などの説明も丁寧にしていただきました。おかげで室内のイメージや空間の大きさが分かりやすく、家具選びやカウンター、腰壁などの高さを不安なく決めることができました。また造作ソファのクッションを注文するときも家具店に同行してもらえて、全体を通して常に安心して家づくりに向き合えました。(Mさん談)

会社情報
有限会社 木の香の家-木精空間-
「まるで快適な別荘」と言われる温熱環境と空間の家づくりです。
対応エリア
奥州市、岩沼市、滝沢市、登米市、岩手県その他、栗原市、仙台市、東松島市、青葉区、大崎市、岩手県、宮城野区、富谷市、宮城県、若林区、宮城県その他、盛岡市、太白区、大船渡市、泉区、花巻市、石巻市、北上市、塩竈市、遠野市、気仙沼市、一関市、白石市、陸前高田市、名取市、釜石市、角田市、八幡平市、多賀城市

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