自然の温もりが家族を包む、道産木材仕立ての平屋住宅

公開日:2026.9.8 最終更新日時:2026.9.8

Replanが取材した、北海道・東北の素敵な住まいづくりの話をご紹介します。

(株)丸三ホクシン建設 / 南幌町・Wさん宅 夫婦30代、子ども1人

同じ目線で家づくりを考えられる
最高のパートナーとの出会い

夏はキャンプ、冬はスノーボード。一年を通して自然の中で遊ぶのが大好きなWさん夫妻が、新築を思い立ったのはお子さんの誕生がきっかけでした。

「札幌の通勤圏でありながら、ほどよい田舎の雰囲気が漂う土地に、木の質感を生かした平屋を建てたいと思いました」。そう語るWさんが選んだのは、子育てや移住に手厚い支援体制を整えている南幌町でした。そしてWさんは「道産材を積極的に活用しながら、同じ目線で設計士と家づくりができる」と、丸三ホクシン建設に新築を依頼しました。

山野草と木々、蛇篭(じゃかご)で設えた庭と道南杉板張りの外観が美しい調和を見せるWさん宅
道南スギ板張りの外観が住宅街の中で目を引くWさん宅。土地は、角地で角がアールになっている敷地にこだわり、半年以上かけて見つけた
長い庇と濡れ縁風のデッキを設えた玄関ポーチ。玄関ドアは断熱木製ドアを採用
長い庇と濡れ縁風のデッキを設えた玄関ポーチ。玄関ドアは断熱木製ドアを採用
長く張り出した庇が夏の陽射しを遮り、室内を涼しく保ち、雨の吹込みも軽減する
長く張り出した庇が夏の陽射しを遮り、室内を涼しく保ち、雨の吹き込みも軽減する

プランづくりにあたってご夫妻が希望したのは、「薪ストーブがあって、アウトドア用品の収納や手入れができる広い土間」と「暮らしやすさを叶える効率の良い家事動線」です。

「長い目でこれから先のライフスタイルの変化を考えると、住まいは夫婦2人暮らしにちょうどいいコンパクトなつくりに徹したいと考えていました」。設計部の兼田さんは、ご夫妻の要望を反映しながら、限られた空間をより有効活用できるよう、造作仕様のキッチンを壁付けにし、多目的に利用できるロフトがあるプランを提案しました。

玄関ドアを開けると、広い土間が広がる。その一角には愛用のアウトドア用品を出し入れしやすいよう、積層板で大型収納棚を造り付けた 大型収納棚を造作
玄関ドアを開けると、広い土間が広がる。その一角には愛用のアウトドア用品を出し入れしやすいよう、積層板で大型収納棚を造り付けた
土間に置いた薪ストーブはイギリスのメーカー「STOVAX」。ガラス窓が大きく、シンプルなデザインが採用の決め手に。炉壁には江別の古レンガを用いた
土間に置いた薪ストーブはイギリスのメーカー「STOVAX」。ガラス窓が大きく、シンプルなデザインが採用の決め手に。炉壁には江別の古レンガを用いた
「見せる収納」として空間に映える造作収納棚は、ロフトへ上がる階段も兼ねる
「見せる収納」として空間に映える造作収納棚は、ロフトへ上る階段も兼ねる
天井高にゆとりを持たせて設けた、多目的に使えるロフト。Wさんは高い目線で眺められるここからの景色がお気に入り
収納や昼寝など、多目的に使えるロフト。Wさんは高い目線で眺められるここからの景色がお気に入り

内外のつながりを大切にして
ミニマルな平屋に開放感を演出

2025年11月に完成した新居は、道産木材の構造材を現しにした同社らしい意匠が目を引く大空間のある住まいです。スギ無垢材を浮造りで仕上げた床、ナラ突板を用いた造作キッチンなど、室内は木の温もりで満たされています。

高い片流れの屋根なり天井と現しの梁がダイナミックな空間をつくり出すLDK。天井と梁は道産木材の針葉樹合板、床は浮造り仕上げのスギ無垢材。質感豊かな塗り壁が木肌を引き立てる
高い片流れの屋根なり天井と現しの梁がダイナミックな空間をつくり出すLDK。天井と梁は道産木材の針葉樹合板、床は浮造り仕上げのスギ無垢材。質感豊かな塗り壁が木肌の素材感を引き立てる
当初、キッチンはアイランド型の対面式を想定していたが、L字型の壁付けにすることで省スペース化を実現。タイル張りの壁、ナラ突板の面材を使用し、インテリア性の高いキッチンに仕上げた。左手奥には、冷蔵庫も収まるパントリーを設置
当初、キッチンはアイランド型の対面式を想定していたが、L字型の壁付けにすることで省スペース化を実現。タイル張りの壁、ナラ突板の面材を使用し、インテリア性の高いキッチンに仕上げた。左手奥には、冷蔵庫も収まるパントリーを設置
洗濯室を兼ねたユーテリティは、ファミリークローゼットに直結。洗濯家事が最短の動線で完結できる。タオルウォーマーは、洗面台のタイルと色を合わせた
洗濯室を兼ねたユーテリティは、ファミリークローゼットに直結。洗濯家事が最短の動線で完結できる。タオルウォーマー(パネルヒーター)は、造作洗面台のタイルと色を合わせて空間のアクセントに
必要な機能を不可分なく備えた造作の洗面台。洗濯の予洗いにも便利な陶製の角形シンクを組み込み、ブルーのタイルと大型のミラーを組み合わせた
必要な機能を不可分なく備えた造作洗面台。洗濯の予洗いにも便利な陶製の角形シンクを組み込み、ブルーのタイルと大型のミラーを組み合わせた

長期優良住宅に認定された新居は、耐震等級3・断熱等級6の確かな住宅性能を備え、安心で快適な室内環境を実現しました。「夏は涼しく、冬も寒い場所がないのに、光熱費は2LDKだった旧居とほぼ同じ。家は3度建てないと満足できない、とよく聞きますが、十二分に満足できる住まいができました」と、Wさんは住み心地の良さを笑顔で話します。

玄関土間の隣に設けたフリースペースは、家族構成の変化や子どもの成長によるニーズに応じて2室に分けることもできる
玄関土間の隣に設けたフリースペースは、家族構成の変化や子どもの成長によるニーズに応じて2室に分けることもできる
玄関土間を中心にパブリック空間とプライベート空間を緩やかにゾーニングした間取り
玄関土間を中心にパブリック空間とプライベート空間を緩やかにゾーニングした間取り
寝室はLDKから最も離れた場所に配置。友人たちが遊びに来た際にもプライベート空間を気にせずに過ごせる
寝室はLDKから最も離れた場所に配置。友人たちが遊びに来た際にもプライベート空間の状態を気にせずに過ごせる

またこの住まいは、ミニマルな空間に体感的な広がりを持たせるため、外部とのつながりが感じられる開口の大きさや配置にもこだわって設計されています。

山野草の庭へ視線が自然と誘われるリビングの大開口。ハイサイドライトの大きさ、位置にもこだわった
山野草の庭へ視線が自然と誘われるリビングの大開口。ハイサイドライトの大きさ、位置にもこだわった
蛇篭(じゃかご)や山野草を生かした庭は、これからの植栽の生長や変化が楽しみ
蛇篭(じゃかご)や山野草を生かした庭は、これからの植栽の成長や変化が楽しみ

「家と庭は一対のもの」と考えていたご夫妻は、丸三ホクシン建設に紹介してもらった庭づくりの専門家に依頼し、雪解けを待って外構や植栽も整備。「蛇篭(じゃかご)や山野草を生かした庭が木を生かした室内空間と調和し、目指していた自然を身近に感じられる暮らしが完成しました」とWさん。思い描いていた環境で、家族3人での暮らしを新居で満喫しています。

大工さんを通年雇用し、直営で施工していることも、丸三ホクシン建設で家づくりを依頼する決め手になりました。工事中は現場で大工さんや設計士さんと打ち合わせを頻繁に行い、皆さんの丁寧な仕事ぶりを目の当たりにすることができました。空間設計の大きなポイントになった窓の位置や高さも、現場で相談しながら調整を行いました。そういった細やかで具体的な打ち合わせや対応のおかげで、満足度の高い家づくりにつながったと感じています。(Wさん談)

会社情報
株式会社丸三ホクシン建設
創業1974年。経験豊富な自社大工と設計・企画スタッフが、お客様とともに力を合わせてつくる「手造りの家」。断熱性能、構造、耐震へのこだわりはもちろんのこと、柱・梁の構造材は地産地消を重視し道産材を使用しています。木の香りと温もりを感じながら見つける、心地よい暮らし。お家が完成し、暮らしが始まってからが本当の長いお付き合いの始まりだと思っています。ご縁と繋がりを大切に、家も人もあたたかい、丸三ホクシン建設です。
対応エリア
札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、三笠市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市

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