こんにちは。編集部の韓国出身スタッフ・Jです。

札幌に移住してきてもう少しで丸6年。子どもももう3歳を過ぎて、普通に会話もでき、だいぶ口が達者になってきました。日本暮らしなので基本会話は日本語。わが家は、義父義母とも一緒に暮らしていますので、家の中でもやっぱり日本語での会話の割合が圧倒的です。本格的な韓国語やハングル文字の学習はまだまだこれからですが、一応耳を慣れさせるために、おうちの中では私は韓国語で子どもと会話をしています。

どんどん会話ができるようになってきてわかったのは、韓国語で返事をすることはまだあまりないけれど、理解はちゃんとしていること。それと誰が韓国語使いで、誰が日本語使い、というのもわかっている。例えば私が韓国語でなにかを言ったら「お父さん、なんとかだって」と、勝手に日本語で訳して祖母に伝えたりします。国際結婚のおうちではみんなこうなんでしょうね。見ているとなかなか面白いものです。

とはいえまだ3歳で、当然わからないことだらけ。言葉に関しても毎日数十の疑問を聞いてくるわけです。ちなみに妻は韓国語ができるので、お互いにニュアンスを伝えることが難しい言葉やぴったりな表現がない言葉は、日本語と韓国語を混ぜて使ってたりします。何でも吸収してしまう子どもにはそんな適当な対応はできませんので、なんとか噛み砕いて説明しようとするのですが。。。

「母国語なのに、正しくわかりやすく、きちんと伝わるように説明するのってこんなに難しいんだ」と、痛感させられる毎日です(笑)。でも、ときどき教えてもいない(多分、妻との韓国語の会話で勝手に覚えているであろう)韓国語で話しかけてくるとビックリ!難しさ以上の楽しさが感じられます。英語などはともかく、やっぱりもうひとつのルーツである韓国語もちゃんとしゃべってほしいですので、今後もっとちゃんと説明できるようにして子どもに教えないと、と思うこの頃でした。

写真は、先日久しぶりに行った滝野すずらん丘陵公園にて
写真は、先日久しぶりに行った滝野すずらん丘陵公園にて