築30年超のマンションを、木の温もりいっぱいの機能的な住まいへリノベーション

公開日:2026.7.23 最終更新日時:2026.7.23

札幌のリノベーションで注目の地域ビルダーをご紹介! 「活かす・変わる」という、リノベならではの魅力をお伝えします。
(株)アーキブルグ / 札幌市・Fさん宅 夫婦40代・30代、子ども2人

最良の子育て環境を叶える住まいを求めて3年

転勤族だったFさんは、4年前に「故郷、北海道で子育てをしたい」とUターン転職。海と山に挟まれた自然豊かな住宅街に居を定め、家づくりを開始しました。当初は戸建てを新築しようと考えていましたが、希望に叶う宅地が見つからず、3年の月日が過ぎた頃、最寄り駅により近い築30年超の中古マンションと出会いました。

<Before>白一色でスッキリしていながらも、無機質な印象だった既存の玄関
<Before>白一色でスッキリしていながらも、無機質な印象だった既存の玄関
新たにタモ集成材を用いたオープン棚を造作し、木の温もりを加えた
新たにタモ集成材を用いたオープン棚を造作し、木の温もりを加えた

ご夫妻は「新築を検討していたときから、過去に手がけた住まいが好みにぴったりで、リノベーション実績も多く心強いパートナーになってくれそう」と、アーキブルグに設計・施工を依頼しました。ご夫妻と熊谷代表は物件購入前から新居のイメージを共有。取得した70㎡・3LDKのマンションはスケルトンに戻し、水まわりとトイレ以外はすべて間仕切りを取り払い、風と家族の声・気配が空間全体に通り抜けるような間取りに変更するプランを作成しました。

オープンクローゼットを備え、間仕切りや建具を取り除いた開放的な寝室
オープンクローゼットを備え、間仕切りや建具を取り除いた開放的な寝室
寝室とそのままつながる子ども部屋には、ロフト式ベッドを造作。子どもの成長に合わせ、プライベートを確保できるよう間仕切りを増設する予定
寝室とそのままつながる子ども部屋には、ロフト式ベッドを造作。子どもの成長に合わせ、プライベートを確保できるよう間仕切りを増設する予定

併せて、外壁面の壁と窓まわり、床に断熱処理を施すことでNearly ZEHレベルまで住宅性能も向上。奥さんは、新築を思い立ったときから木の温もりを生かした住まいを希望していました。熊谷代表はその想いを叶えるため、板張りの天井、木をふんだんに用いた造作を提案。「家族がのびのび暮らせるよう床面を15㎝上げ、遮音性を高めたことで足触りの良いナラの無垢床も実現できました」と、奥さんは笑顔で語ります。

左手の壁面には可動式棚板を用いたパントリー収納を設置。開放的なつくりと使いやすさを両立させて「隅々までよく手と目が届く住まい」を実現できた
左手の壁面には可動式棚板を用いたパントリー収納を設置。開放的なつくりと使いやすさを両立させて「隅々までよく手と目が届く住まい」を実現できた
<施工中>外壁面に接する壁にはウレタン断熱材を吹き付け、床から窓下へも断熱材を折り返し、断熱処理を徹底した。内窓も高性能断熱サッシに交換
<施工中>外壁面に接する壁にはウレタン断熱材を吹き付け、床から窓下へも断熱材を折り返し、断熱処理を徹底した。内窓も高性能断熱サッシに交換

美しく機能的なキッチンは家族が集う暮らしの中心

2026年5月、4ヵ月の工事を経て新居が完成。グレーと白を基調にした室内はベイマツの天井、ナラの無垢床、タモ集成材の造作棚が随所に用いられ、木の温もりにそっと包まれるよう。「床を上げた分、天井高が抑えられたことで、落ち着く空間になりました。照明や取っ手金具などの小物も熊谷さんと吟味し、隅々まで満足できる住まいになりました」とFさん。

既存の換気扇の位置は、配管の都合上移動ができないため、セパレート型のキッチンに変更。背面のコンロや収納との間の通路幅にゆとりを持たせたことで、家事効率もアップした
既存の換気扇の位置は、配管の都合上移動ができないため、セパレート型のキッチンに変更。背面のコンロや収納との間の通路幅にゆとりを持たせたことで、家事効率もアップした
アイランド型キッチンの面材は、奥さんが壁面収納の建具と合う色、素材感にこだわった。ミーレの大型食洗機も組み込み、家事効率の向上を図った
アイランド型キッチンの面材は、奥さんが壁面収納の建具と合う色、素材感にこだわった。ミーレの大型食洗機も組み込み、家事効率の向上を図った
既存のキッチンはリビング・ダイニングと分離した対面式だった。リノベーションでは壁や吊り収納をすべて取り払い、LDKを一体化した
<Before>既存のキッチンはリビング・ダイニングと分離した対面式だった。リノベーションでは壁や吊り収納をすべて取り払い、LDKを一体化した

玄関から短い動線でつながるLDKは、開放的なキッチンが主役。既存の対面式から、熊谷代表の提案でコンロとシンクを2列に配したことで、回遊性が生まれました。「夫婦でキッチンに立っても、とてもスムーズに作業ができます。子どもたちもシンクの回りを嬉しそうにぐるぐる走っています」。また既存のユーティリティも空間を広げ、洗濯動線を考えたレイアウトに一新。洗面台は深めの陶器シンクを組み込んだ造作仕様に変更しました。

リビングには、子どもたちの勉強やご夫妻のデスクワークなど多目的に活用できるスタディカウンターを造作。家具や照明も、北欧テイストの空間にマッチするものを吟味した
リビングには、子どもたちの勉強やご夫妻のデスクワークなど多目的に活用できるスタディカウンターを造作。家具や照明も、北欧テイストの空間にマッチするものを吟味した
既存の和室も建具を除き、オープンな畳スペースに。予備室も兼ね、来客時はロールスクリーンで間仕切りができる
既存の和室も建具を除き、オープンな畳スペースに。予備室も兼ね、来客時はロールスクリーンで間仕切りができる
洗濯家事がしやすいようユーティリティはスペースを広げ、壁面収納やカウンターを造作。造作洗面台には後日、ご夫妻が選んだ鏡を設置する予定
洗濯家事がしやすいようユーティリティはスペースを広げ、壁面収納やカウンターを造作。造作洗面台には後日、ご夫妻が選んだ鏡を設置する予定

空間性とともに住宅性能の向上にも力を入れた新居は、既存のTES(ガス温水システム)の設備も更新。「ランニングコストが旧居に比べて安くなりました。冬も安心して暮らせます。これからは、少しずつこの家に合うインテリアを整えていきたいですね」と、Fさんはにこやかに話してくれました。

<施工中>既存の床にアジャスターを用いて床高を15㎝アップ。二重床に仕上げることで高い遮音性を実現した
<施工中>既存の床にアジャスターを用いて床高を15㎝アップ。二重床に仕上げることで高い遮音性を実現した

会社情報
株式会社アーキブルグ
“家づくり”はお客様とともに進める「共同作業」と考えています。私たちにとって、家は単なる建物ではありません。 お客様の人生に豊かさと安らぎを与える大切な空間です。そのために私たちはお客様の想いやご要望を深く理解し、丁寧に寄り添いながら、理想の住まいを一緒に創り上げていきます。 ご予算に応じたオーダーメイドで、心地よさと安心感を備えた住まいを提供しています。
対応エリア
道央その他、札幌市、小樽市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市

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