外壁工事中の台風[NPO住宅110番]
「NPO住宅110番」に寄せられた、住まいの悩み・建築への疑問・トラブル相談をご紹介。
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Q 外壁工事中の台風
質問者/東京都・やんまんと
記事No.20327/カテゴリ:家の外まわり
新築建築中です。現在、お盆休み前日に窯業系サイディングを施工する予定で、お盆休みになるので盆明けから再開する段取りです。

ですが、お盆中に台風がくるということで、間違いなく途中まで施工していたサイディングの間に大量の雨が入ってしまいます。その隙間などに入った雨が今後悪さをするのではないかと心配しています。
監督には相談しましたが、下地に防水シートもあり雨漏りの心配もなく、通気工法のためふさいだ後に乾くので大丈夫とのことでしたが、通常の雨ならさほど心配はしませんが、台風となると流石に心配で…。調べるとサイディングの側面や裏面は防水効果はなく、あまり濡らしてはいけないと目にします。雨漏りにについては心配はしてません。
今後、すぐではないと思いますが、数年後くらいの早い段階で胴縁が腐食したり、サイディングが反ったり、カビが生えたりなどしないか心配です。乾ききれない部分は少なからずあると思うのです。監督の言うとおり、台風のような豪雨に遭っても本当に問題はないのでしょうか?よろしくお願いします。
A:回答者/アドバイザー (株)福地建装/HQ住宅研究所 ファース本部 福地 脩悦
窯業系サイディングはさまざまな種類があります。その種類ごとに特徴は異なりますが、施工前の管理状態、施工後の保全維持に関しては共通して堪え得る性能を持っております。本件の質問者の心配は充分に理解できます。
しかし心配が先だち、施工業者との心情的な行き違いが課題と思われます。施工業者が、施主のため良い仕事をしようと思わせることが賢い施主の対応法です。施工者(監督者)を信頼して、気持ち良く仕事が出来る環境をつくって上げてください。良好な人間関係の構築こそが、良い家づくりの基本となります。

a:回答者/一般ユーザー 取締られ役平社員
もちろん「可能性ゼロ」ではないと思われます。台風といえども、ある意味「短期間」の水分です。量的に少ないとは言えませんが…。短期間という以上、木材に「染み込む」というほどの影響は通常はありません。
たとえば、川や池などの水面と接する部分、いつも濡れたり乾いたり、水に接したり離れたりを「長期間」繰り返すようなシチュエーションを想定すると、「確実に」腐ります。台風が半年くらい毎週来て、「乾く暇もない」ような状態を想定し、でもしなければ問題はないと思われます。
サイディングの木口にしても同様です。要は、染み込むほど濡れず、乾いたらその後は乾燥を維持できるという想定であれば、考えすぎることはないと思われます。シビアになりすぎ、乾燥を妨げる何かをする方が影響が大きいという可能性すら考えられます。
A:回答者/アドバイザー 一級建築士事務所(株)北工房 代表取締役 栃木 渡
「サイディングの間」がサイディングと透湿防水紙の間を言っているのであれば、ここは通気層と言って耐えず空気の流れるところなので、常に乾燥が進んでいきご心配に及びません。サイディングとサイディングの間の目地部分を言っているのであれば、サイディングの切り口は雨などで水が染みてしまいます。この部分は、最後にコーキングを打つ際に乾いていれば大丈夫です。もしここが乾いていない状態でコーキングを施工すると、おっしゃるとおり数年でコーキングとサイディングが離れて隙間が空いてきます。そうなれば、そうなったときに無償で直してもらうだけです。これは台風の有無以外にもプライマーの施工具合などいろいろな原因で発生はします。
台風自体で何か悪さをするとすれば、透湿防水紙の破損や足場による外壁の損傷などではないでしょうか。これらは台風後にしっかり現場確認が必要です。サイディングの裏面は撥水処理されているので、水が染みてしまう可能性があるのは切り口だけです。
後からサイディングが反ってしまうことに対しては極端な反りにはメーカー保証がありますが、台風が原因になるというのはあまり想像ができません。毎日気温も高くこの暑さなので、濡れてもすぐに乾いてしまうと思います。
▶ほかにもこんな質問があります。興味のある方はこちらもどうぞ。
・基礎工事途中での放置
・野地板の濡れについて
・上棟前床下断熱材が水浸し 台風2回も 等
▶▶その他の家の外まわりの相談については、こちらをご覧ください。
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