自分好みのインテリアを考えるのが、家づくりの大きな楽しみ。キッチンは過ごす時間が長く、オープンタイプだと来客時にも目にふれるので、Replanの取材先のお施主さんの住まいを見ても、特にこだわりが光る場所です。

このところしばらく人気が続いているなーと感じるのは、やっぱり白いサブウェイタイル。1900年代初めにアメリカ・ニューヨークの地下鉄駅で使われたことに由来するというこのタイルは、どんなテイストにも合うオールマイティーな壁材です。そこで今回は、取材先で見つけた白タイルが素敵なキッチンをいくつかご紹介しましょう。

スタイリッシュさならやっぱり
白タイル×黒目地

ここ1、2年のトレンドはやっぱり白タイルと黒(ダークグレー)目地の組み合わせ。下の写真のように、背面収納のカウンター上の壁にアクセント的に使う例が多いようです。作業台の天板はステンレス、ダイニング側の収納の面材はモールテックス仕上げと、グレー系でコーディネートしたキッチンに、白タイルが映えます。

白タイル×ダークグレー目地は、モールテックスとも相性ぴったり
白タイル×黒目地は、モールテックスとも相性ぴったり

こちらはマンションリノベーションしたお住まい。白タイル×黒目地は、ナチュラルな色合いの木やアイアン、ブルーグレー色の塗装とも相性バツグンです。タイル仕上げのキッチンの背面収納の壁が、絶妙なフォーカルポイントになりますね。

マンションリノベーションで白タイル
北欧テイストな明るくナチュラルな空間にも合う白タイル×黒目地

そもそも白タイル×黒目地のトレンドは、インダストリアル系デザインの流行りから生まれたもの。スタイリッシュで、ヴィンテージ感のあるデザインには欠かせないアイテムです。このキッチンのように壁全体をタイル仕上げにすると存在感が更に増し、インテリア性をより強調することができます。

白タイルのキッチン
インダストリアルデザインでコーディネートされたリビングとキッチン。ガラス窓の仕切りでほどよくゾーニングされている
白タイルとダークグレー目地
壁は、立体感のある白いタイルと黒目地で仕上げた。造作の木製カウンターともよく合う

白タイルは、築125年の古民家とだって相性ばっちり。背面収納の壁とコンロ脇の壁の2ヵ所を白タイル×黒目地で仕上げました。和が香る古民家の佇まいと、スタイリッシュなステンレスの作業台&ルイスポールセンのペンダントランプというテイストが少し異なる2つの要素を、黒目地の白タイル壁が真ん中に立って上手に橋渡ししている印象を受けます。白タイル×黒目地のオールマイティーさが実感できる事例です。

古民家に白タイル
古民家の重厚な佇まいにスタイリッシュさを付加する白タイル×黒目地

さりげなくも、上品さ漂う
白タイル×白目地

目地の色が白だと、空間の印象がまたガラッと変わります。こちらのお住まいは、マンションリノベーションでキッチンを新しくつくりかえました。キッチンカウンターはモールテックスで造作。そのカウンターの幅に合わせて、白い壁の一部を白タイルで仕上げています。白目地にすることで、他の白いクロス仕上げの壁とほどよく馴染んで、清潔感や上品さが強調されるようです。

白タイル白目地
タイル壁がちょっと入るだけで、空間の上質感がアップ

平屋をリノベーションしたこのお住まいのキッチンは、背面の壁一面を白タイルで仕上げています。目地が白いので遠目に見るとそこまで主張しませんが、さりげなくタイルの凹凸が感じられて、シンプルでナチュラルなデザインのLDKに、上質さがプラスされます。

白タイル白目地
天井高もあって大きく開けた空間なので、壁一面を白タイルで仕上げたのがちょうどいいバランスに

シンプルで上品さも感じられる白タイル×白目地は、いくつかの素材を組み合わせたキッチンにもすんなり馴染みます。こちらのお宅のキッチンは、重厚で彩り豊かな石とステンレスの天板、木を使ってコーディネート。背面収納には立体感のある長方形の白いタイル、コンロ脇には正方形の白いタイルを採用しています。こだわりが詰まった存在感抜群のキッチンは、奥さんのお気に入りの場所に。

異素材と組み合わせた白タイル
石、ステンレス、木、タイルと異素材をバランスよくコーディネートして造作されたキッチンは、奥さんのお気に入り

気になるキッチンは見つかりましたか?このように目地の色、貼る面積や場所、タイルの貼り方や組み合わせる素材などによって白タイルを取り入れたキッチンは、さまざまにデザインできます。紹介したケースもお手本に、あなたらしいタイルづかいのキッチンを実現してくださいね。

(文/Replan編集部)

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