平屋に対する憧れはあるものの、各スペースの広さや生活動線が実際の暮らしにマッチしているかどうかは事前にイメージしておきたいですよね。今回は、コンパクトな平屋の住まいで暮らしやすさやこだわりが垣間見えるお宅を5軒ご紹介します。

手入れがしやすくシンプル。25坪の小さな家[岩手県奥州市]

「掃除のしやすさ」「シンプル」「メンテナンスフリー」という条件をコンパクトな平屋空間の中で充たした住まい。寝室とリビング・ダイニングの中間にキッチンや収納などの中立的空間を挟み、無駄を省きながら部屋の役割を緩やかに区分しています。

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最小限の好きなものに囲まれた シンプルな平屋の暮らし[青森県おいらせ町]

子どもの独立とご主人の定年退職を目前に、2人で暮らす終の棲家を建てようと考えたご夫妻。平屋づくりの住まいには薪ストーブが置かれた土間が広がり、オールステンレス製キッチンや藍色の六角タイル、オニグルミのテーブルなど、シンプルながらも上質なこだわりに囲まれた住まいです。

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人と愛犬の暮らしに寄り添ったコンパクトな平屋[北海道旭川市]

「ペットにも、人にも優しい家」をコンセプトに家づくりをしたご夫妻。床のウォールナット、オークやチェリーの端材を活用したキッチンスペースなど、LDKは素材の質感が楽しめる空間に。玄関ホールに設けた犬専用の洗い場や庭に続くスロープなど、一緒に暮らす犬も快適に過ごせるよう工夫された住まいです。

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将来の姿を見据えたコンパクトな平屋の家[青森県七戸町]

将来、夫婦2人暮らしになることを前提に、コンパクトで掃除が楽な平屋を希望したご主人。ブルックリンスタイルのコンパクトな平屋を思い描き、暮らしやすさを追求しました。キッチンを中心に回遊性を持たせた間取りは家事動線の短さが大きな魅力。各部屋につながりが生まれ、空間以上の広がりを感じさせます。

 
 

敷地の持つ魅力を生かした高台の平屋[北海道函館市]

車通りが少なく、見晴らしの良い高台に建つコンパクトな平屋。室内は廊下や階段をなくし、27.5坪でもまったく狭さを感じさせないつくりです。夏は深い軒で涼しく、冬は薪ストーブの火を囲む。家族が同じ意識の中で暮らす、自然でシンプルな暮らしが実現しました。

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(文/Replan編集部)