インテリアグリーンで失敗しない!専門家が教える育て方のポイント4
Replanが教える家づくりで参考にしたいアイデアの数々。
目次
家での毎日を心豊かに過ごすため、室内に自然をとり込み、お部屋に彩りを添える「インテリアグリーン」をとり入れたいという声が根強く聞かれます。春を迎えて新築や引っ越し、お部屋の模様替えを機に、「緑のある暮らし」を始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、札幌エリアで4店舗を展開するFlower Space Gravelの代表取締役、植物のプロである松田真也さんに、緑のある暮らしを実現するために知っておきたい植物の選び方や育て方、室内環境について4つのポイントを教えていただきました。

上手に育てるポイント①
「ライフスタイル・室内環境に適した植物」を暮らしの友に
春先は特に、初めてのグリーンを求めるお客様がたくさん訪れます。その多くの方が最初に店頭で目を留められるのが、雑誌などでよく見かける「シルクジャスミン」や「オリーブ」、「トネリコ」などの、繊細な雰囲気のグリーンです。しかし、こうした植物は初心者には管理が難しく、枯らしてしまうケースも少なくありません。

初めてのグリーンを枯らさず、元気に育てるカギとなるのが、品種選びです。
- 仕事などで一日を通して留守がち
- 冬の室内が10℃以下になる
そうしたお宅は、基本的に寒さに弱い植物は向きません。忙しくてあまり手をかけられない方には、葉が肉厚なゴムの木系、フィカス系などをお勧めしています。これらはとても丈夫で、樹形がバラエティーに富み、お部屋のインテリアのポイントにもなりやすい植物です。
植物を選ぶ際には、住まい手のライフスタイルに適した植物を選ぶことが、緑のある生活を実現する近道といえるかもしれません。


上手に育てるポイント②
「昔からある品種」を選ぶ
植物を選ぶ際には「室内環境」との相性も大切です。例えば、陽当たりの良い部屋なら、日光が好きな
- ガジュマル
- パキラ
- サンスベリア
逆に陽射しが望めない場所なら、耐陰性のある
- モンステラ
- ポトス
- ワイヤープランツ
などがお勧めです。
このほか、どんな環境でも適応しやすい初心者向きの植物としては
- アイビー
- ペペロミア
- フィカス・ウンベラータ
- カポック
などがあります。
いずれも、光の多少にかかわらず、風通しを良くして管理することで健康に育ちます。こうした植物は、昔から家庭や施設の緑として長く愛されてきたものばかりです。ロングセラーであり続ける理由も、育てやすさにあるといっていいでしょう。
なお複数の品種を一つの鉢に寄せ植えする場合は、好む環境が同じものを合わせることも、上手に育てるポイントです。

私たちが最近、手がけることが増えたオフィスのグリーン空間も、こうした昔ながらの耐陰性のある品種を中心にコーディネートしています。


上手に育てるポイント③
「生育環境」を整える
乾燥や日光不足に弱いデリケートな植物も、好む環境が整えば、育てられないことはありません。近年大人気のオリーブの木もその一つ。強い西日を好み、本州では露地で大きく育つ木です。北海道でも午後からの陽射しがたっぷり入る場所が住まいの中にあれば、育てることは不可能でありません。


また、繊細な緑が美しいシダ類はオリーブの木とは真逆に日陰の湿潤な環境を好みます。バスルームや洗面所など、日照が少ない場所で管理し、霧吹きで小まめに葉水を与えることで、みずみずしい緑を保つことができます。耐陰性のある木の足元に植えるのもいいでしょう。

シダ類に大切なのは日照よりも、湿度管理。私たちがメンテナンスしているピーエス株式会社のPSマダガスカルで、さまざまな種類のシダ類が大きく、生き生きと育っているのも、徹底した湿度管理があってこそ。PSマダガスカルの室内環境・空気感は、シダ類を自宅で育ててみたいという方の最良のお手本になるでしょう。
上手に育てるポイント④
緑の健康を左右する「温度と水分のこまめな管理」
北海道の長い冬は、室内暮らしの植物にとっても試練の季節です。暖房のオン・オフで生じる室温や湿度の急激な変化。どちらも、植物にとっては大きなストレスになります。
一般に「観葉植物を育てるのに適した温度は15℃以上」といわれていますが、室温が高ければいいというわけではありません。
むしろ、暖房を15〜20℃程度の低い温度で設定し、変えないことが大切。また暖房の温風、床暖房に直接当たる場所に植物を置くのは、乾燥や傷みの原因になりますのでご注意を。


一部に例外はありますが、多くの植物は乾燥が苦手です。冬は空気が乾燥しやすいため、湿度管理にも十分に気を配りましょう。加湿器などで室内の湿度を50%前後に保ち、熱帯雨林をイメージしながら、霧吹きで葉や幹に水分を補ってください。
私たちのお店や先に挙げたPSマダガスカルでも、植物が喜ぶ室内環境を体感できます。緑と暮らす第一歩として、まずはその心地よさを体感してみるのもいいかもしれませんね。

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