全宇宙のReplan読者の皆様こんにちは。「平成生まれタンクトップ育ち、丸そうな奴は大体友達」でおなじみ北海道営業部Tです。

今やひとつの文化ともなりつつあるサウナ。これまでReplanスタッフからもしばしばサウナブログが上がっていたので、次は私も…!と密かに熱を高めておりました。サウナだけに。

というわけで今回は、Replanサウナ部の切り込み隊長と呼び声の高い私が、札幌市でオススメのサウナについて存分に語らせていただきたいと思います!

哀愁漂うエントランス。この佇まいに老若男女が誘われる

今回ご紹介するのは、札幌の銭湯サウナの代表格として呼び声高い月見湯。豊平区は福住に鎮座し、場内に流れるレトロな歌謡曲やケロリンの桶など、どこからともなく漂うレトロな香りが老若男女を引き寄せる、いわゆる町の銭湯です。ファイターズの試合がある日は100%中継を放映されていることもあり、私のホームサウナとして足繁く通わせていただいております。

番台でお金を払って入るシステムも銭湯ならでは。男湯ののれんをくぐり、体重を測った後は桶と椅子、そしてお風呂セット抱えて浴場へ。月見湯にはシャンプーやボディソープが設置されていません。しかしこれも醍醐味のひとつ。少し背伸びして選んだヴィダルサスーンで頭を洗う瞬間が、お湯だけでなく特別な優越感にも浸らせてくれるのです。

夕日に照らされた見つけやすい看板
「ゆ」ののれんにはマリリンもびっくり

身体を清めた後はアツアツの内湯へ。数分で身体がピシピシと火照っていくと一旦外気浴を兼ねて外風呂に行けるのも月見湯ならではの嬉しさ。サウナ好きの皆さんならお分かりかと思いますが、ととのうためには外気浴スペースがあるかどうかが非常に重要なポイント。さらに月見湯には全身を預けられるインフィニティチェアも設置されていて、サウナ好きにとことん優しいのです。

そうして内風呂と外風呂で一旦身体を温めた後で、そよそよと流れる夜風と野球中継から聞こえる岩本勉の声を浴びて、しっかりと身体を乾かしてからサウナに赴くのが私流の楽しみ方。

たどり着いた内湯の奥に佇むドライサウナは88℃〜90℃前後と温度は平均的。ただ湿度がとても高く、徐々に汗がダラダラと流れてくるのが快感。室内が熱すぎないため、じわじわと身体を温められるのもならではの特徴です。

8分〜12分ほど温まった後の水風呂は16℃くらいで、火照った身体を冷ますには十分。汗を流して浸かると思わず「ッアァ〜…」と親にはとても聞かせられない音を発してしまうほどの気持ちよさ。これまた冷たすぎないのが良いんです。

ふわふわと水に浮かびながら身体が冷たさを感じなくなるまで水風呂に浸かった後は、露天のインフィニティチェアに腰掛け外気浴をすると、眼前には宇宙空間が広がり続け…deep trip(「深いととのい」の意)を味わうことができます。このころにはガンちゃんの声も天使の囁きに聞こえるとか聞こえないとか。

サウナ→水風呂→外気浴で休憩、を2〜4セット行うと心身ともにほぐれていき、ストレスも消えているので、入る前より少しいいヤツになれた気になれます。またドライはちょっとな…という方には、スチームサウナも湿度がムンムンでおすすめです!

もちろん上がった後にはデカビタでビタっとキメるのが鉄板。正直何飲んでも美味しく感じますが中でもデカビタの切れ味がオススメでございます。

休憩室で野球を見ながらビタビタ
時にはキッチンカーのサ飯とともにビタビタ

熱すぎず、冷たすぎず。ちょうどいい温度のバランスと、どこか懐かしい雰囲気が心と身体を和らげてくれる。札幌市内だけでなく全国のサウナ好きが集う理由は、一度入ると虜になる月見湯にしかない「ととのい」があるからなのだと、私は思います。

長々と書いているうちにもう行きたくなりました。今夜は月見湯確定でございます。みなさんも百聞は一見にしかずということで、まずは一度行ってみてください!!

以下、リプランスタッフによるサウナ記事もお楽しみください!

■「ととのい」の真髄はこちら→『聖地のサウナで「ととのう」を体験』
■様々なサウナの楽しみ方はこちら→『札幌中心部の屋上で?!極上のサウナ体験』
■テントサウナの魅力はこちら→『冬の北海道で、テントサウナを体験』