(有)タカモク / 福島県郡山市・Sさん宅 夫婦30代、子ども2人
もともとマイホーム願望があったSさんご夫妻。お子さんが生まれたのを機に、「子どもに“自分の家”を与えたい」「自然豊かな環境で子育てをしたい」と、インターネットで情報収集を始めました。その中で最も気に入ったのが、木をふんだんに用い、高性能でデザイン性にも優れたタカモクの家だったといいます。

さっそく完成見学会に足を運んだお二人。「室内にいながらにして外の自然を感じられる家づくりが、アウトドア好きな自分たちの琴線に触れました」と、Sさんは語ります。奥さんも、「12月でしたが、家の中がとても暖くて…。漂う木の香りにも心地よさを感じました」と振り返ります。


同社からのアドバイスも参考にしながら、大きな公園を眼前に望む土地を購入しスタートした家づくり。打ち合わせにあたり、10ページにもわたるヒアリングシートに要望を記入したことも思い出深いとお二人は話します。「キッチンに置く鍋の数、クローゼットにかける洋服の数といった細かな質問もあり、自分たちでも新居に何をどのように置くか考えるきっかけになりました」。また、同社からの提案を受け、外壁の塗装や床のワックスがけにも夫婦で挑戦。「外壁は2日半かけて、スギ板を一枚一枚液に浸して塗装しました。大変でしたが家に対する愛着がいっそう増しましたね」。

こうして完成した新居は、周囲の豊かな自然に溶け込むスギ板張りの外観が魅力的。リビングからは窓を通して公園の風景を一望でき、お二人が望んだとおり、外との一体感が感じられる開放的な住まいとなっています。建設中には2人目のお子さんも誕生。家の中をはだしで元気に走り回るお子さんたちを、微笑ましそうに見つめるご夫妻の姿が印象的でした。






担当者より
(有)タカモク 高梨 宏和さん(写真左) |
今回、新居でのライフスタイルを考えていただくきっかけになればと思い、初めてヒアリングシートをご用意させていただきました。結果的に私自身も設計がしやすくなり、ご要望をプランの中にほぼ落とし込むことができたのではないかと思います。ご夫妻ともに積極的に家づくりに関わってくださり、非常にプランニングしがいがありました。具体的には、外との一体感や開放感のある空間をご希望でしたので、リビングには大きな窓や吹き抜けを設け、造作ソファやダイニング、スタディスペースなども外の景色に目線が向くようにレイアウトしています。また、室内にはたくさんの居場所を配置。どこにいても家族の気配が感じられる空間設計を心がけました。