[case1:家族のつながりを大切に。子どもの未来が見える家]

キッチンからリビングを見る

「もっとも大切にしたのは家族のつながり」とNさんが話すように、家族みんなでゆっくり過ごせる広いリビングとそのリビングからの階段、そして子ども部屋の広い共用のロフト、さらには、玄関からユーティリティまで続く回遊動線、広いシューズクローク、多目的に使える2階フリースペースなど、機能的にも充実した間取りに。今後も、畑や花壇、遊び場づくりなど、家族みんなでつくっていく楽しみが待っています。

ダイニングから見た対面キッチン。右側の壁面飾り棚は奥さんのイラストが参考になったもの

リビングの一角に立つと家全体が見渡せる。天井の高さが抜群の開放感を生み出す

◎滝川市・Nさん宅 夫婦30代、子ども2人
◎設計・施工:(株)北海道ハウジング
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[case2:大自然に囲まれた、音楽堂の響きを持つリビングがある家]

考え抜かれた音響環境の中、Bさんはジャズやクラシック、映画を楽しんでいるBさんが「そろそろ定住地が欲しい」と選んだ場所は、大雪山の麓にある自然環境に恵まれた東川町。かつて祖父母が住んでいた第二の故郷でもあるこの土地で、開放感あふれるリビングと、音楽を愛するBさんのこだわりを詰め込んだ、「音楽堂の響きを持つリビング」のある家が完成しました。家の裏手には忠別川が流れ、2階の洋室からは大雪山が望めます。豊かな自然に囲まれて、のびのびと暮らせる住まいです。

書斎を設けた2階のロフト風フリースペース

周囲の緑に溶け込む木の外壁

◎東川町・Bさん宅 夫婦60代
◎設計:(株)芦野組
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[case3:大雪山を望む、東川町で始まるUターン暮らし]

周りの景色に溶け込む外観独立を機にUターンを考えたSさん夫妻は、家づくりの拠点として夫妻それぞれの実家の中間地点である東川町を選びました。利便性よりも自然を感じるロケーションを求めて土地を探し、大雪山が見える川の畔に家を建てることになりました。道産カラマツの外壁に、内部仕上げは珪藻土やカラマツのフローリングなどの自然素材を採用。リビングには念願の薪ストーブも設置しています。キッチンには大きな窓があり、「風景を眺めながら家事ができるのも大のお気に入り」と奥さんも大満足の住まいとなりました。

薪ストーブも設置。土間からは外のデッキに出られる対面カウンターを設けたキッチン◎東川町・Sさん宅 夫婦30代、子ども1人
◎設計・施工:(株)芦野組
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Replan北海道では、地域に根ざした家づくりを行った住宅実例と家づくりに関するレポートをお届けしています。ご興味のある方は、こちらの本もお手に取ってみてくださいね。

(文/Replan編集部)